三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

体内メトロノームのない人。

2006年05月17日 | ライヴ日記
BATI-HOLIC公演でした。

今日もアイヤ節を演奏。
自分では結構気持よく弾けたのですが、
終了後、踊り手から「(テンポ)遅かった」と言われてしまいました。
けど、唄は今日ぐらいのテンポがいい感じやなーという声も。。

いつも分からないんですよね…
手踊りと一緒にやり始めて、もう5年ぐらいになるのですが、
未だに最適なテンポがわかりません。
まぁ、ほとんどぶっつけ本番で練習できてないのもあるでしょうが。

手踊りのテンポは基本的にかなり速めです。
が、私が好きな速さはもう少しゆっくりなのです。
そこにズレがあって、
おまけに練習ほとんどなしで、ぶっつけ本番が多いので、
なかなか掴めないのです。
ひとりで練習してると、つい自分のテンポで弾いてしまう。

だいたい私には絶対的なテンポ感がないのです。
昔、ピアノのレッスンに通ってた頃、
ハノンという練習曲集をやってました。
はじめに好きな速さで弾いて、
先生がメトロノームでテンポを取ってくれるのですが、
いくつやと思う? と訊かれても、
いつもさっぱり分からなかったんですよね。
自分に余裕のある時は、80で弾いてても70ぐらいに感じるし、
余裕ないと逆になるし。
よくそれでドラマーが務まったな…

今度、手踊り最適テンポをメトロノームで測って、
それを体で覚えるようにした方が良さそうだ。
感覚ではまったく自信ない…
コメント (4)
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