三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

曲作りについて思うこと。その2。

2009年09月11日 | 三味線のはなし
三味線、とくに津軽三味線には、
旋律楽器の面と同時に、打楽器的な面もありますが、
お琴の場合はどうなんでしょう?

私は、お琴の知識皆無なんですが、
響喜の琴パートのアレンジもしています。

そこでいつも、お琴の持ち味を最大限に引き出せない自分の力不足が歯がゆくて、
最近は、ゆんぴにいろんな奏法を提案してもらったりしながら
作ってみたりもしていますが、やはりまだまだ生かしきれません。

私が書くと、どうしても三味線パート先行になってしまうので、
そこに合う音を探して琴パートを作ることになります。
そして、ここでもつい、三味線と琴がリズムで掛け合いをしたり、
太鼓とも違うタイミングでリズムにアクセントをつけたり、
そういうフレーズを作ってしまいます…。


先日、地歌三絃で弾いた現代曲は、
同じメロディーを琴と三味線が入れ替わりで弾いたりする部分がありました。
そういう旋律的な絡み方も、自分の引き出しに増やしたいなと思います。

だから、まだまだ響喜には未知の可能性があると思います。
今後ともお付き合いください☆
コメント
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