三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

和楽器アンサンブル。

2010年02月02日 | 三味線のはなし
われらが響喜も、和楽器アンサンブル、だとは思いますが、
如何せん、音数に限界がある編成。

それにひきかえ……潤沢なこと。


と思ってしまうようなCDを、
昨日お稽古に行って、聴いたのでした。

尺八2本、箏2面、十七弦2面、三絃、という大編成。

なんていうか、
音の厚みに圧倒されました。

いわゆる“現代邦楽”に興味がなくて、
今まで全然聴かなかったので、
ちょっとした衝撃。

最近の響喜は、絃デュオが多いから尚更、
アレンジの幅を出すのに相当工夫がいる。
そのかわり、30分のセットリストにアドリブ合戦が3曲、
なんて楽しみもある。
いやマジで楽しいから、これ。


西洋のオーケストラでもそうだけど。
何でも物量作戦でいけばいい、
ってもんでもないはずで。

むしろ、限界まで削ぎ落としたものにも惹かれます。


何が言いたかったか、っつうと。
大編成で迫力あるのは当たり前。
響喜には別の道がある。
負けません!ってことですよ。
コメント
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