三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

未来のサムライミュージシャンズ発掘コンテスト 優秀賞受賞!

満月の夕。

2015年09月29日 | 鑑賞
先日のお月見コンサートで演奏した曲。

気に入ってくださった方が多くてうれしいのですが、
意外と初めて聴いた方が多いみたいで、
うっかり響喜の素晴らしいオリジナル曲だと思われてると大変なので、
原曲をご紹介します。




阪神大震災の被災地で生まれた名曲なのです。

いろんな人が演奏しているのですが、
個人的にソウルフラワー版がいちばん好きです。

っていう話は、確か、今年の1月、阪神大震災から20年のときにも書きましたが。改めて。


音楽に何ができるのかはわからない。
何もできないのかもしれない。
でも、みんなの心を同じように動かす唄はなくても、
誰かの心に響く唄はある。



中川さんは三線を演奏してますが、
私は三味線弾きなので、
三線ぽくなりすぎないアレンジには捻ったつもりです。
でも、唄はシンプルに唄いたいと思ってます。
津軽ものを唄うときみたいにテクニックを意識するんではなくて。
中川さんのそういう歌い方が好きだなと思うのです。


コメント
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