文楽通し狂言「妹背山婦女庭訓」を観ました。
雛鳥の可愛さにやられ、
妹山背山は大泣き。
雛道具と一緒に首だけの嫁入り、とは
普通に考えるとかなりグロいはずのシーンが
当たり前に出てきて、しかも絵になるのが文楽。
こういうのをずっと受け入れてきた文化が
桜の森の首遊びに繋がる気がするなぁ。
少なくとも私のイメージの道筋はそこにある。
このシーンに比べると
お三輪の死ぬシーンは救いが見えない。
来世の約束も正体の告白も求馬本人からではないのに、納得できるのかなぁ。
本当、文楽の女は健気でいじらしくて、男はダメなのばっかり。
今回、通し狂言といいつつ
上演の順番が一部変わっていたりしたのは残念でしたが、
文楽って本当に舞台作品として完成されてると思いました。
そして、全編の音楽を一手に引き受ける三味線、
やっぱり最高にかっこいいです。
雛鳥の可愛さにやられ、
妹山背山は大泣き。
雛道具と一緒に首だけの嫁入り、とは
普通に考えるとかなりグロいはずのシーンが
当たり前に出てきて、しかも絵になるのが文楽。
こういうのをずっと受け入れてきた文化が
桜の森の首遊びに繋がる気がするなぁ。
少なくとも私のイメージの道筋はそこにある。
このシーンに比べると
お三輪の死ぬシーンは救いが見えない。
来世の約束も正体の告白も求馬本人からではないのに、納得できるのかなぁ。
本当、文楽の女は健気でいじらしくて、男はダメなのばっかり。
今回、通し狂言といいつつ
上演の順番が一部変わっていたりしたのは残念でしたが、
文楽って本当に舞台作品として完成されてると思いました。
そして、全編の音楽を一手に引き受ける三味線、
やっぱり最高にかっこいいです。