国立劇場HPの連載記事「文楽の極意を聞く」。
いとうせいこうの呂勢太夫さんへのインタビューが
5回にわたって掲載されていますが、たいへん面白いです。
テープを聴いて自分でこうだと思って稽古したものが
師匠から違うと言われて、帰って聴き直すと
師匠の言ったとおりに聴こえる。
という「取り違え」の話とか
呂勢太夫さんでもそうなのか!! と愕然としちゃったり。
私なんか、そんなことはしょっちゅうで
そういう稽古の仕方って非合理的だなと思ったりもしてたわけですが、
そういうものなんですね。。
だからこそ、師匠にお稽古していただくことの大切さがある。
同じようなことを他の師匠方も言うてはったな、
と思うことが沢山で、なるほどな、と思いつつ。
やはり文楽というのは特殊な世界だなとも改めて感じたり。
公演の場が保障されていて
同じ演目を何日も繰返し舞台にかけられて
生業が同時に勉強でもある、みたいなのは
芸の上では圧倒的に恵まれた環境だと思う。
それは女流義太夫とは全然違う世界ですよ。
同じレベルで出来るわけない。
…てなことも、やっぱりちょっと考えてしまう。
椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►活動予定
9月29日(日) World music Day@京都ローム・スクエア
10月11日(金) 三味線三昧@京都・天Q
10月13日(日) パナクティで聴く娘義太夫@スペース・パナクティ(奈良)
►演奏依頼 承ります
ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。
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