三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

「ねむらないひめたち」。

2021年07月10日 | 鑑賞
京都市交響楽団×藤野可織「ねむらないひめたち」を
配信で観ました。



作家・藤野可織の短編を川栄李奈が朗読、
物語の合間にフランス音楽を中心としたオーケストラ演奏が入る構成。

まず、物語に引き込まれた。
現在のコロナ禍と重なるような、謎の病が蔓延する世界で
9歳と13歳の姉妹が生き抜いていく。
不安、不穏、迷いを経て力強いラストへ。
朗読も演技過剰でなく、音楽とも自然になじんでいたと思う。
選曲も良かった。「亡き王女のためのパヴァーヌ」で終わるのが
なんかいいなぁと思った。

こういう作品をやってみたいと思っている。
古典曲を物語と組み合わせて一つの作品を紡いでみたい。
西洋クラシック音楽ではなくて
ジャパニーズ・クラシックたる邦楽古典曲を使って、さ。


 椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫
►演奏予定
 7月11日(日) パナクティで聴く娘義太夫 vol.2 @スペース・パナクティ
 7月30日(金) 三味線三昧@京都・天Q
►演奏依頼 承ります
 ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
 ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
 小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
 ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ゆっくり弾くこと。 | トップ | パナクティで聴く娘義太夫 vo... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

鑑賞」カテゴリの最新記事