ゆっくり弾いているつもりでも
録音を聞いてみると、自分で思っている以上に速いことがある。
もっとたっぷり間をもって弾いた方がいいなと思う。
と、これは、津軽三味線の話。
津軽三味線は早弾きがウリとも限らなくて、
曲によっては、ゆっくりたっぷり弾いた方がいいものもある。
でも、そういう、お腹にしっかり間をもって弾くとか
自分で思っているよりもたっぷり、とかは
義太夫三味線で常々言われていることで
それが津軽三味線にも通じるんだなと思っている。
三味線三刀流、とか言って
そんなに違う三味線を弾いてて混乱しない?と訊かれるけど
最近はそうでもなくて、むしろ、共通する部分に気づく方が多い。
あ、これって、こっちにも通じる話やな、と思うと面白い。
ギタリストのマーティ・フリードマンのインタビュー。
すごく肯ける内容だけど、
早弾きが瞬間的に人の心を掴むのも事実で
そういうアピール力も三味線というマイナー楽器には
求められる要素ではあると思う。
早弾きも出来る、けど、渋いヨサレ節も弾ける、てのが
最強だと思うんだよなー。そこを目指したい。
椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►演奏予定
7月11日(日) パナクティで聴く娘義太夫 vol.2 @スペース・パナクティ
7月30日(金) 三味線三昧@京都・天Q
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