三味線弾きの日常。

おもに津軽三味線弾き唄い。
ときどき地歌・上方唄。こっそり義太夫三味線。
三味の音を一人でも多くの人に届けたい。

ゆっくり弾くこと。

2021年07月08日 | 三味線のはなし
ゆっくり弾いているつもりでも
録音を聞いてみると、自分で思っている以上に速いことがある。
もっとたっぷり間をもって弾いた方がいいなと思う。

と、これは、津軽三味線の話。
津軽三味線は早弾きがウリとも限らなくて、
曲によっては、ゆっくりたっぷり弾いた方がいいものもある。

でも、そういう、お腹にしっかり間をもって弾くとか
自分で思っているよりもたっぷり、とかは
義太夫三味線で常々言われていることで
それが津軽三味線にも通じるんだなと思っている。

三味線三刀流、とか言って
そんなに違う三味線を弾いてて混乱しない?と訊かれるけど
最近はそうでもなくて、むしろ、共通する部分に気づく方が多い。
あ、これって、こっちにも通じる話やな、と思うと面白い。

早弾きの話で最近面白かったのは
ギタリストのマーティ・フリードマンのインタビュー。


すごく肯ける内容だけど、
早弾きが瞬間的に人の心を掴むのも事実で
そういうアピール力も三味線というマイナー楽器には
求められる要素ではあると思う。
早弾きも出来る、けど、渋いヨサレ節も弾ける、てのが
最強だと思うんだよなー。そこを目指したい。


 椿紅静月×松浪千静×豊澤住静
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►演奏予定
 7月11日(日) パナクティで聴く娘義太夫 vol.2 @スペース・パナクティ
 7月30日(金) 三味線三昧@京都・天Q
►演奏依頼 承ります
 ステージイベント、パーティ、ブライダル、レクチャーコンサート、
 ワークショップなど、三味線出張演奏いたします。
 小さな会場でも、ご予算が少なくても大丈夫。
 ブッキングライブ、コラボレーションなども歓迎。
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