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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ブロッコリーの葉の幼虫

2014-11-20 | 昆虫

温室内に,なにかの拍子にブロッコリーの種子が落ちたらしく,たった一本ですが弱々しい姿で育っていました。引き抜くのはなんともかわいそうな気がして,そのままにしていると,結構育ってきました。

ところがところが,日が経つにつれてどんどん葉が惨めになっていきました。葉を食する幼虫の仕業です。収穫する気がないので,そのままにしていると,さらにひどい状況になっていきました。

 

 

 
モンシロチョウでも入って来て,産卵した結果,こんなふうになったのだろうとてっきり思っていました。しかし,幼虫はモンシロチョウでもなさそうなのです。

葉の硬い部分も,芯に近い軟らかい部分も,ばりばりといった感じで平らげています。葉でくらし,葉と同じ色で身を防衛しているので,外敵の目にとまりにくいのはモンシロチョウなどの幼虫とそっくり。

 
尺を取るような格好をするので,もしかするとシャクガの幼虫なのかもしれません。頼りないのですが,調べてもどうも同定できません。

 
からだを大きく曲げたとき,すごいカーブを描きます。大きな特徴です。


さてさて,いったいどんな蛹になり,どんな成虫に育つか,待つことにしましょう。