自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ヒラタアブの幼虫,あちこち

2014-11-21 | ヒラタアブ

ヒラタアブにはいくつかの種類があります。キクの花を訪れて産卵するものにも,いくつかの種類があります。それで,どのアブの幼虫なのか,よくわかりません。アブのことを調べ尽くそうとしているわけでもないので,わからないことがわからないまま残っていきます。マア,しかたないことですが。

キクの葉にたくさんのアブラムシが付いています。わたしは,それを消毒しないままにしています。それで,生きものを観察できればしめたものという気持ちなのです。そこに,ヒラタアブの幼虫を発見。下写真の個体はすこし大きくなっています。 


この葉には3個体の幼虫がいました。アブラムシの存在をちゃんと察知して,そこに産卵した成虫の能力の程が窺えます。下写真は 初齢幼虫です。


別の葉には2個体。卵殻も残っていました。左の個体は,アブラムシを捕えています。 


拡大してみると,よくわかります。 


こんな世界が広がっているのは驚きです。人によっては,「ゾッとする」といって避ける方もあるでしょう。それは人それぞれで止むを得ないことではありますが,目を逸らさずに観察を続けることによって新しい知見が得られます。そこにわたしは魅力を感じています。