言うは易し、行なうは難し。
・ 10月10日
(1)二車線の道路に一台駐車していて、小学生が下校途中であった。
大きなトラックが駐車車両の横をすり抜けようとするのだが、小学生がいて通行が危険。小学生二人の手を引いて、危なくないところまで誘導した。
(2)地下鉄で出かけた。平日とあって電車はガラガラにすいていた。
シートに座った。長いシートにボク一人だけ。向かいのシートにも一人、中年の女性が座っていた。次の駅が近づき電車がブレーキをかけ、スピードを落とした。するとボクの右側からジュースの空き缶が転がってきたので、それ以上転がらないように足で押さえ、かかとの方へ押しやり、それ以上動かないように押さえた。降りる時に持って降りて、所定の場所に投棄しようと考えていた。
缶が転がってきた方向を見ると、若い男女が椅子に座っており、なにやらひそひそ話し合っている。チラッと見たが、まさか彼らが缶を捨て損なった訳ではないだろうと思った。
もしそうなら、「失礼しました」と立ち上がって缶を取りに来るだろう。
そのまま缶を足で押さえているうちに、駅で電車は止まった。
向かい側の女性が降りるために立ち上がり、乗降口近くに座っている僕の前へ来るなり、かがみこんで、ボクが足で抑えていた空き缶を拾い上げて、降りていってしまった。アッと言う間の出来事で、ボクがお礼を言う間もなかった。
しかし、ボクと同じように一日一善を心がけている人もいるのだと
今日一日ほのぼのとした気持ちで過ごすことが出来た。
・ 10月10日
(1)二車線の道路に一台駐車していて、小学生が下校途中であった。
大きなトラックが駐車車両の横をすり抜けようとするのだが、小学生がいて通行が危険。小学生二人の手を引いて、危なくないところまで誘導した。
(2)地下鉄で出かけた。平日とあって電車はガラガラにすいていた。
シートに座った。長いシートにボク一人だけ。向かいのシートにも一人、中年の女性が座っていた。次の駅が近づき電車がブレーキをかけ、スピードを落とした。するとボクの右側からジュースの空き缶が転がってきたので、それ以上転がらないように足で押さえ、かかとの方へ押しやり、それ以上動かないように押さえた。降りる時に持って降りて、所定の場所に投棄しようと考えていた。
缶が転がってきた方向を見ると、若い男女が椅子に座っており、なにやらひそひそ話し合っている。チラッと見たが、まさか彼らが缶を捨て損なった訳ではないだろうと思った。
もしそうなら、「失礼しました」と立ち上がって缶を取りに来るだろう。
そのまま缶を足で押さえているうちに、駅で電車は止まった。
向かい側の女性が降りるために立ち上がり、乗降口近くに座っている僕の前へ来るなり、かがみこんで、ボクが足で抑えていた空き缶を拾い上げて、降りていってしまった。アッと言う間の出来事で、ボクがお礼を言う間もなかった。
しかし、ボクと同じように一日一善を心がけている人もいるのだと
今日一日ほのぼのとした気持ちで過ごすことが出来た。