楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

転がってきた空き缶(10月10日の一善)

2003年10月13日 08時51分00秒 | つれづれなるままに考えること
言うは易し、行なうは難し。

・ 10月10日
(1)二車線の道路に一台駐車していて、小学生が下校途中であった。
大きなトラックが駐車車両の横をすり抜けようとするのだが、小学生がいて通行が危険。小学生二人の手を引いて、危なくないところまで誘導した。

(2)地下鉄で出かけた。平日とあって電車はガラガラにすいていた。
シートに座った。長いシートにボク一人だけ。向かいのシートにも一人、中年の女性が座っていた。次の駅が近づき電車がブレーキをかけ、スピードを落とした。するとボクの右側からジュースの空き缶が転がってきたので、それ以上転がらないように足で押さえ、かかとの方へ押しやり、それ以上動かないように押さえた。降りる時に持って降りて、所定の場所に投棄しようと考えていた。

缶が転がってきた方向を見ると、若い男女が椅子に座っており、なにやらひそひそ話し合っている。チラッと見たが、まさか彼らが缶を捨て損なった訳ではないだろうと思った。
もしそうなら、「失礼しました」と立ち上がって缶を取りに来るだろう。

そのまま缶を足で押さえているうちに、駅で電車は止まった。
向かい側の女性が降りるために立ち上がり、乗降口近くに座っている僕の前へ来るなり、かがみこんで、ボクが足で抑えていた空き缶を拾い上げて、降りていってしまった。アッと言う間の出来事で、ボクがお礼を言う間もなかった。

しかし、ボクと同じように一日一善を心がけている人もいるのだと
今日一日ほのぼのとした気持ちで過ごすことが出来た。


コメント
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