この間までの猛暑が嘘のような昨日今日の涼しさ。
東京は最低気温22℃、最高気温26℃という今日(7/21)の予報。
夏が来て、咲く花が少なくなった時に咲く花ー百日紅(さるすべり)。
どうして百日紅(ひゃくにちべに)と書くのかと思ったら、
回答は簡単で、文字通りに、百日間紅い花が咲き続けるからと言う。
本当かなと思って、三ヵ月後に同じ木を見に行ったらまだ咲いていた。
(さるすべり)
どうして(さるすべり)と言うのか、小学校四年のとき疑問に思った。
木の枝や幹が、ちょっと目にはつるつる滑りそうで、
木登り上手の猿もすべり落ちるのかな、
幼心(おさなごころ)にそう思った。
猿がすべり落ちるくらいだから、人間だって落ちるかもしれない、
そう思って登って見た。
木の幹や枝は見た目にはツルツルであるが、
触ってみるとさめ肌でざらざらしている。
これでは猿も滑らない、そう思った。
もちろん小4のボクも落ちなかった。
何事も表面を見ただけでは、物事の本質は解らないものである。
木の名前でさえそうで、見た目でもそうで、それで信じる事の怖さを知った。