ボクの住んでいる集合住宅には19台置ける駐車場がある。
つい最近、この駐車場に置かれている車の
メーカーを数えて見てビックリした。
トヨタ7台、36.8%
ホンダ4台、21.0%
ダイハツ3台、15.8%
マツダ2台、10.5%
日産2台、10.5%
スバル1台、5%
合計19台。100%
今、ホンダと日産の提携の話題で騒がれているが、
ホンダが日産を子会社にすると話を持ち出した。
その理由が上の表でよく解る。
ボクがサラリーマンになったころ、日本の乗用車は、
日産のダットサンがよく出回っていた。
トヨタが日産に対向してコロナを発売したころの話だ。
街を走る乗用車はタクシーがほとんどで、
自家用車を持つ人はよほど豊かでないと持てず、
高値の花であった。
庶民はもっぱら自転車で、やがて原動機付自転車が出来て、
原付自転車が大流行した。
この原付自転車を売り出したのがホンダで
原付自転車から、バイクになりオートバイを軸にして発展し、
オートバイはホンダと言われるようになると、
ホンダは軽四輪に向い、
小型乗用車市場へ参入してきた。
モ-タリゼーションの発展に伴い、
マツダは貨物の三輪自動車から、
走行安定性のある四輪へ、そして貨物から乗用車へ、
スバルは軽自動車スバル360から、
各社が小型自動車へ参入してきた。
庶民も収入が増え自動車を買えるようになり、
東京オリンピックが開催された1964年ころは、
新幹線も開通し、高速道路も開かれたころは、
スピードが要求され、エンジンの改良が進んだ。
乗用車は、統合された日産プリンスのスカイラインGTR、
次いでトヨタのソアラなどを中心に、
各社の乗用車も普及していった。
このころから自動車は東京では日産、
愛知ではトヨタ、広島ではマツダが主力で、
各社市場の占拠率を競っていました。
現在では、上の駐車場の台数を見ると、
1.トヨタ
2.ホンダ
日産は後ろから数えた方が早い順位です。
ホンダが日産を子会社にとの話にはうなづける状況です。
一か所だけでは、不公平で、
いつも散歩するスポーツの森公園の駐車場にあった車を、
調べたところ、たまたま同じ結果となりました。
市場に出廻った総台数を調べた訳ではありませんので、
これが正しいとは言えませんが、
ユーザーは、よく知っているのですね。
(スポーツの森公園の駐車場)
Ⅰ.トヨタ 5台 33.3%
2.ホンダ 5台 33.3%
3.日産 2台 13.3%
4.マツダ 2台 13.3%
5.外車 1台 6.6%
合計 15台 100%