小豆沢神社
小豆沢(あずさわと読む)=小豆(あずき)沢から訛ったもの。
(小豆沢神社)
教育委員会の解説によると、
「当社は、康平年間(1058~1065)、
源義家の勧請と伝えられます。
江戸時代には、十二社神社と呼ばれ、
小豆沢村の鎮守でした。
1.平将門の時代、神社の台地下の入り江
(荒川の昔の河道)に停泊中の船が嵐に遭い、
摘んでいた小豆の袋を流失した。
2.上流から漂着した米を腐らない内にと食べたことを、
裁判で評価され、祝いの小豆飯を炊いた。
という二つの故事が残ります。
現在では、後者の故事に因み、毎年六月十五日に
餅つき祭りが執り行われています。
明治二年(1869)社号を小豆沢神社に改め
現在に至って居ります。
二の鳥居のスダジイは、当社のご神木です。
南の道路へ やや傾いて、幹の中は空洞化していますが、
樹勢は良好です。天然記念物として登録されました。」
(スダジイ)