世界には沢山の言語がある。
一番広く普及しているのが英語。
二番目は何処の国の言葉かと言うと、中国語とスペイン語であった。
今はどうか知らないが、ボクが学生時代には、
二番目の言語の中国語は世界で話す人口が二番目に多い言葉で、
もう一つのスペイン語は、
世界で話す人が住む国の面積が二番目に大きい国の言葉であった。
これがボクが第二外国語を選ぶ基準であった。
将来、外国へ出て仕事をするようになった時、
役立つと思ったからである。
学生の多くは中国語を選び、ついでスペイン語、
医学や経済学を学ぶ人の多くはドイツ語を選び、
食やファッションを目指す人はフランス語を選んだ。
また別の基準では、
船で海外に進出し、世界を切り取った英国人が使う英語は、海賊が使う言葉、
言葉の発音が荘厳で、ラテン語に似たスペイン語は、神と語る言葉、
耳から入る感触が優しく悩ましい言葉のフランス語は、恋を語る言葉、
言葉の発音やイントネーションから、ドイツ語は、喧嘩をうる言葉、
そう言って、外国語を選択した人達を揶揄した。
中国語も聞いているととても優しく聞こえる。
楊貴妃と玄宗皇帝の恋物語(?)の「長恨歌」を漢文の先生が
中国語で読んでくれたが、実に綺麗な言葉に聞こえた。
ボクは第二外語にスペイン語を選んだ。
先生は日本で初めて「スペイン語和訳の辞書」作成された方と、
アルゼンチン出身の神父様であった。
スペインとアルゼンチンでは、発音が違う部分があったが、
神父様は日本語が解らず、スペイン語会話の授業であった。
お陰で卒業するころにはスペイン語会話は一通りでき、
そのお陰で、定年退職後スペインへ移住した人もいる。
物価が安くて、年金でも大名のような生活だと言っていた。
当時(60年前)「汚れなき悪戯」と言うスペイン映画があったが、
この時の「マルセリーノの歌」を聞くと、神と語る言葉とはよく言ったものと思えた。
マルセリーノの歌.
そうこうして、ボクは
英語、スペイン語、中国語、ドイツ語、フランス語、
これらの言葉で、「ありがとう」「こんにちは」「私はあなたを愛しています」「さようなら」、
それに「1,2,3・・・10までの数」と貨幣単位を学生時代に覚えた。
何時か世界へ出て使う時が有るかも知れない、そう思って。
学校を卒業して60年を超えるが、
「ありがとう」「こんにちは」「さようなら」「数字と貨幣単位」は、
旅行を通じて、全部使うことが出来たので、
この時ばかりは覚えておいて良かったと、
一人勝手に満足している。
一番広く普及しているのが英語。
二番目は何処の国の言葉かと言うと、中国語とスペイン語であった。
今はどうか知らないが、ボクが学生時代には、
二番目の言語の中国語は世界で話す人口が二番目に多い言葉で、
もう一つのスペイン語は、
世界で話す人が住む国の面積が二番目に大きい国の言葉であった。
これがボクが第二外国語を選ぶ基準であった。
将来、外国へ出て仕事をするようになった時、
役立つと思ったからである。
学生の多くは中国語を選び、ついでスペイン語、
医学や経済学を学ぶ人の多くはドイツ語を選び、
食やファッションを目指す人はフランス語を選んだ。
また別の基準では、
船で海外に進出し、世界を切り取った英国人が使う英語は、海賊が使う言葉、
言葉の発音が荘厳で、ラテン語に似たスペイン語は、神と語る言葉、
耳から入る感触が優しく悩ましい言葉のフランス語は、恋を語る言葉、
言葉の発音やイントネーションから、ドイツ語は、喧嘩をうる言葉、
そう言って、外国語を選択した人達を揶揄した。
中国語も聞いているととても優しく聞こえる。
楊貴妃と玄宗皇帝の恋物語(?)の「長恨歌」を漢文の先生が
中国語で読んでくれたが、実に綺麗な言葉に聞こえた。
ボクは第二外語にスペイン語を選んだ。
先生は日本で初めて「スペイン語和訳の辞書」作成された方と、
アルゼンチン出身の神父様であった。
スペインとアルゼンチンでは、発音が違う部分があったが、
神父様は日本語が解らず、スペイン語会話の授業であった。
お陰で卒業するころにはスペイン語会話は一通りでき、
そのお陰で、定年退職後スペインへ移住した人もいる。
物価が安くて、年金でも大名のような生活だと言っていた。
当時(60年前)「汚れなき悪戯」と言うスペイン映画があったが、
この時の「マルセリーノの歌」を聞くと、神と語る言葉とはよく言ったものと思えた。
マルセリーノの歌.
そうこうして、ボクは
英語、スペイン語、中国語、ドイツ語、フランス語、
これらの言葉で、「ありがとう」「こんにちは」「私はあなたを愛しています」「さようなら」、
それに「1,2,3・・・10までの数」と貨幣単位を学生時代に覚えた。
何時か世界へ出て使う時が有るかも知れない、そう思って。
学校を卒業して60年を超えるが、
「ありがとう」「こんにちは」「さようなら」「数字と貨幣単位」は、
旅行を通じて、全部使うことが出来たので、
この時ばかりは覚えておいて良かったと、
一人勝手に満足している。