楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

孫の新婚旅行

2024年06月29日 05時13分11秒 | つれづれなるままに考えること

コロナ禍の関係かどうか知らないが、
最近の結婚式は、籍を入れて、
両親やジジババに、
結婚しましたのメールよこして終わり。

孫息子が大学の同級生と結婚。
「結婚して籍を入れました」の通知に、
新妻の母親が驚いて、
娘が住んでいるアパートに行くと、
亭主である孫と同じ部屋で同棲していた。

アッと驚いても後の祭り。

その孫夫婦がイギリスに旅行するという。
新婚旅行である。

(ビッグベンで、凄いカメラを持っている妻)


(どこで撮ったのだろうオチャメな孫息子)


これが結婚した亭主だ?

新婚旅行、
そんな匂いは全く見せず、友達同士という感覚で、
旅行したらしい。

飛行機からホテルの手配、旅行先の交通手段や、
食事場所など決めていったらしい。

後で聞いたら食事はコンビニの弁当利用。
ホテルも電車移動も行き当たりばったり、
楽しんできたらしい。

イギリスで、
ボクも経験して見たかったアフタヌーン・ティー、
たくさんのビスケットやチョコレート、
スコーンに囲まれて全部平らげ、
その足で帰りの飛行機に乗ったら、
すごい量の夕食が出てきて、
それも全部食べたと豪語していたが、

飛行機に揺らて二人ともゲーをしてきた、と言う。
飛行機は空いていたらしく、
お隣のお客様に席を借りて、
二人そろって横になってきたという。
笑えない笑い話。

写真撮ってきただろうから、
「ラインで送って」と頼んだら、
1000枚ほど撮ったので、
どれを送ったらよいか分からない。

5枚ほど送ってきたが、
ピンボケか手振れか分からないが、ぼけている。

写真を見ると、何やら国産の有名なカメラを、
夫婦で二人とも胸にぶら下げている。

それで
「カメラはプロ仕様でも、
シャッターを押す人がアマで、
写真の映りがいまいちだね」と言いながら、
全部補正して送り返してあげた。

ボクもアマだけど、
孫よりはキャリアがあるつもりで・・・

でも嫌味になったかしら・・・
ちょっと気になる・・・




木槿ームクゲ

2024年06月26日 04時26分50秒 | 日記
木槿をムクゲと読むのは難しい。

初めて見た時、

何と読むの?どんな花?  と思った。

図書館で調べて、読み方も花の名前だということも、
もちろん木の性質も知って、
散歩途中によく見る花だと分かった。

以来花が咲く今の時期に写真を撮る。

ムクゲ!

真っ白で清らかで奇麗だ。

「槿花一朝の夢」という言葉がある。
「槿花」は、ムクゲの花で、朝に開いて夕方にはしぼむことから、
はかない栄華のたとえにされる。

平家物語の話に似ている 。

(白いムクゲ1)

(白いムクゲ2)


枝に花がびっしり咲くのを見て、

初老の女性などが手折りして持ち帰ろうとするが、
この木の枝は繊維質で、枝を折ることができない。
枝の二股のあたりで割きとるくらいのことをしないと、
手折ることができない。
この場合、枝が長くて持ち帰るなど、
周りの目もあるし、
恥ずかしくて、持って帰れない。

なお、純白でなく、ピンクのムクゲもある。

(ピンクのムクゲ1)

(ピンクのムクゲ2)

その他、花びらが赤いもの、白でも花芯が赤いのもあるそうだが、
ボクは見たことが無い。

都知事選

2024年06月24日 04時25分39秒 | ひとり歩き旅
都知事選に最初に名乗り出たのは、
広島市の安芸高田市長をしていた石丸さんだ。

立憲の蓮舫さんが都知事選に名乗りを上げて、
俄然 都知事選がにぎやかになった。

小池都知事はすました顔をして、
いつ都知事選に立候補するのか、しないのか、
焦らしぬいて、最後に立候補を表明した。

当選確率は、立候補の表明が遅ければ遅いほど高くなる、
そんな昔の話の続きでの立候補であったようだ。

どうもこの三人の中で知事は決まりそうだ。

しかし、知事選の顔写真を掲示する場所が、
当初30人分で作られていた。

知事1人に、立候補者は30人でさえ多いというのに、
蓋をを開けたら、58人立候補したという。

掲示板に顔写真を張る場所が足りない。
選挙は七夕の7/7であるが、
掲示板には選挙日や注意事項を記入した、
18人分を増やす余裕は当初からあったが、
さらに8名も立候補者が増えてしまった。
選挙管理委員会はどうするかと思ったら、
ポスター大のビニールケースにポスターを入れて、
張り出すことにしたようだ。

ところが、58名の立候補者のうち24名分は、
NHKの受信料をなんとかする党が、
占めるという。

幾つも都知事選の掲示板を見るが、
あまり目立たない場所にある掲示板に、
24名分を同じポスターで埋められた掲示板があった。

以下の写真のように異様な雰囲気である。

(昨日散歩の途中で見つけた掲示板)




最上川の大石田(芭蕉の道を歩く 77)

2024年06月22日 04時04分33秒 | 芭蕉の旅
「おくのほそ道」を訪ねて、大石田→酒田へ行ってきました。

芭蕉は、
「最上川のらんと、大石田という所に日和を待。
ここに古き俳諧の種こぼれて・・・」
と書いている。

芭蕉は最上川の川下りの船に乗ろうと、
大石田に滞在中、俳諧の指導を頼まれ、
「おくのほそ道」には「わりなき一巻を残しぬ」と書いているが、

曾良の旅日記 俳諧書留には、
「大石田、高野平右衛門亭にて

・五月雨を集めて涼し最上川   翁
・岸にほたるをつなぐ舟杭   一栄
・瓜畑いざよふ空に影待て   ソラ
・里をむかひに桑の細道    川水

を初めとする四吟歌仙を高野一栄亭で
興行されたものである。

現在、高野一栄亭址の裏手には、

・さみだれをあっつめてすずしもがみ川 芭蕉

の句碑があり、
裏手の句碑の先は堤防で、
その堤防の先は最上川を臨む。

そのわずか川上に橋があり、
「大石田河岸船番所跡」がある。

(大石田河岸船番所跡と最上川) 橋の袂から映す。

(最上川にかかる橋)


(橋の袂から高野一栄亭址裏の最上川の下流をみる。)


(堤防下の高野一栄亭址の句碑の標柱)


(「さみだれを」芭蕉真蹟歌仙の碑の案内)

(「さみだれを」の碑)

(句碑を拡大したものの、写真の撮り方が悪く文字は読めない)


最上川にかかる橋を北へ行くと、
乗船寺がある。

大石田で思い起こすのは戦後
ここに疎開してきた歌人の斎藤茂吉。
茂吉は郷里の上山市に疎開して終戦を迎えた後、
大石田に移住し、多くの歌を残した。
住まいを聴禽書屋(ちょうきんしょおく)と名付け、
現在は町立歴史民俗資料館の一部となっている。

大石山乗舩寺には茂吉の墓がある。
「浄土宗 大石山水路院 乗舩寺」という。

(乗舩寺境内案内に見入る旅人)


(乗舩寺本堂)

(境内にある茂吉の歌碑)

歌碑

・最上川逆白波のたつまでに
 ふぶくゆふべとなりにけるかも 茂吉

なお、乗舩寺にある釈迦堂には、
日本では見るのが珍しい釈迦の涅槃像があって、
観光客の見物が多く見学待ちで時間がかかった。

(釈迦堂の案内)


(釈迦堂)


(釈迦の涅槃像)


同じ大石田にある石水山西光寺は時宗の寺で、
最上三十三観音第二十九番札所である。


(仁王門)

(阿形の仁王)


(吽形の仁王)

(本堂)

・さみだれをあつめてすずしもがミ川 芭蕉

(句碑)

脇句の
・岸にほたるを繋ぐ舟杭 一栄



日照りが強くて、汗を流しながらの見学であった。





梅酒つくり

2024年06月20日 04時49分24秒 | 日記
我がマンションの庭にある梅の木、
毎年6月頃に、梅の実を採取するが、
今年は梅の実がとっても少ない。

しかし、一つ一つの実は大きい。

梅の名所で有名な水戸の偕楽園でも、
今年は不作と言っている。

梅の花咲く頃、雨にたたられ、
雌蕊(めしべ)に花粉が届かないまま、
花が萎んでしまったからに違いない。

それでも採取に、
集まった人も少なかったから、
それぞれ1kgほど持ち帰ることができた。
いつもはこんなに残って、
貰ってくれる人がいるの? 
と 心配するほどであるのに・・・

その梅で作った梅酒ーー

(1kgの梅に1.5リットルの焼酎を入れた。)

3か月ほど経てば飲めるというのだが、
もう出来た頃だろう、
と 一杯やっては後もう少し、
と 言いながら味見しているうちに、
半分は無くなる。

今年は梅も少なく、作る量も少ないから、
試飲は極力さけて少なくも半年は待つことにしよう。
「冷暗所に置け」というから、
ボクの机の下に置くことにしてあるから、

いつも試飲が捗るのだが・・・(笑)





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