楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

     ・日ごろ考えること
     ・日光奥州街道ひとり歩る記
     ・おくのほそ道を歩く

                    小さい秋見つけた

2017年12月30日 04時46分01秒 | 日記
12/26NHKラジオ深夜便でAM4:00から、
ボニージャックスのコーラスを聞いた。

このコーラスグループは、もとは早稲田大のグリークラブの4人と言う。
一人欠けて残り三人が80歳代で、新たに加わった人が50歳代という。
ダークダックスは慶応大のグリークラブとまさに対照的。

結成が1958年と言うから、
ボクが学校を卒業した年の結成で、
言ってみれば同年代の卒業生。

そのコーラスを楽しく聞いた、
およそ一時間。

その中でも印象に残ったのが、「小さい秋見つけた」である。

ボニージャックス「ちいさい秋みつけた」(2003年)


作詩はサトウ八チローであるが、驚いたことに、作曲者は中田義直。

実はこの作曲者、ボクの高等学校の音楽の先生であった。

授業を始める第一声が、
「皆さんの中で、音楽家志望の人は居ますか?」であった。
戦後まだ8年しか経っていなくて、両親は生活に四苦八苦して、
やっと人間らしい生活になろうと言う途上の話である。
同級生は誰一人手を挙げる人は居なかった。

そうしたら先生曰く、
「それでは童謡を歌いましょう」と、

「汽車ポッポ」を教えてくれた。


きしゃポッポ ポチャッコver


そのほか何曲か童謡のコーラスを教えてくれて1年間が終わった。
その年の学校の文化祭で、
クラス全員で集まって リーダーを作って指揮をさせ、
何曲か童謡を唄ったことを覚えている。

観客の大盛り上がりに、
全く用意してなかったアンコールの一曲は、
チリジリばらばらのコーラスになって終わった。

楽しい青春時代を思い出させてくれた。


こうして今年も暮れて行く・・・・。


お訪ねいただいた皆様、
この一年、本当にありがとうございました。

くる年が、更に好い年となりますよう、
お祈り申し上げます。

そしてまた、新しい年に、

元気にお会い出来ることを期待しております。



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貯古齢糖

2017年12月26日 11時27分40秒 | 日記
12月24日はチョコレートが日本で初めて宣伝された日だそうだ。

朝の「今日は何の日」で、NHKラジオが放送していた。
その時の日本文字が表題の「貯古齢糖」と書いたそうである。

今では誰もチョコレートを知らぬ者は居ないが、
日本で初めて(明治11年)チョコレートを口にしたのは誰だろう、
ずいぶん感動したに違いない。

日本に初めて上陸した外国人水兵のお墓が横浜の外人墓地にあるが、
その人の墓碑銘に「初めて日本に上陸した水兵」と書かれていた。

チョコレートを日本で初めて食べた人が気になる。

その人のお墓を見てみたいものだ。
「日本で初めてチョコレートを食べた人」なんて、

お墓に刻まれているかもしれない。
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京浜東北線―JR川口駅前のライオン

2017年12月23日 05時29分26秒 | 日記
久しぶりに娘と約束して昼ご飯を食べようと、
埼玉県川口市に出かけた。

川口と言っても我が家から歩いて6kmしか無い。
荒川が無ければきっと3km程度であろう。
荒川が遮っているので、
橋がある戸田橋か新荒川大橋へ回らなければならないから、
6kmになってしまう。

JR川口に降りたって眺め回したら、
ビルの上の大きなライオンの目が、
太陽に反射して輝いている。

こんな時スマホは便利なオモチャ。

さっと撮ったのだが、目だけ光って居るようには撮れなかった。
やっぱりスマホのカメラだけのことはある。

そのライオン。

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ローレライ

2017年12月20日 06時26分00秒 | つれづれなるままに考えること
散歩の途中で、あるご婦人が公園の枯葉をせっせと一カ所に集めていた。

通りすがりにボクの耳に入ったのが、
彼女が口ずさむ小声の歌である。

耳を澄ますとどこかで聞いたことのある曲であるように思ったが、
何の曲であるか思い出すのに、100mも先まで歩かねばならなかった。
そして思い出したのが表題の「ローレライ」であった。

その昔ドイツを旅した時、
ビールで有名なミュンヘンでヒットラーが演説をしたと言うビアホールを訪ねた。

ヒットラーの演説は聞いたことが無いが、TVなどでその様子を見たことがある。
煽動的なしゃべりで、まくしたてる話し方を思い出しながら、
飲み放題のビールジョッキを片手にわいわいがやがやと、
ドイツ旅行を思い出していた。

その飲み放題のビールは、日本のビールと違ってアルコール度数が少なくて、
飲ん兵のボクには美味しく感じられなかったので、一杯で我慢して置いた。

話がそれてしまったが、翌日、ライン川を舟で下り、
ここがローレライですとガイドさんに教えられた。
川べりにある小さな岩山があるためにライン川の幅が狭くなり、
そのため流れが急速に早くなり、
加えて川底に岩が隠れていることから、
多くの船が暗礁に乗り上げ、
舟が転覆する事故が起きたことで有名だと言うことを知った。

それがローレライ。

今のライン下りでは、「なーんだそれだけのことか」とやり過ごす。
ただただ「がっかりさせるだけ」の
ただ小さな山があるだけの何の変哲もない流れであった。

(ローレライの小山Webより)

(ラインの流れとローレライの岩山)(Webより)


しかし今聞いているご婦人が口ずさむヨハン・シュトラウス作曲の「ローレライ」は、
美しいライン川を想像させるに足る、美しい曲であることに、
今も変わらない。
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旧古河庭園

2017年12月17日 16時36分31秒 | 東京の庭園
「豪壮でおしゃれな建物、和洋の庭、大正の息吹きに触れる心地よい空間」
とパンフレットの見出しにある。
(旧古河庭園入り口)

(石造り建物横のバラ園)

(旧古河庭園の石造りの建物と洋風庭園)

(旧古河庭園の石造りの建物と洋風庭園2)

(斜面の洋風庭園)

(洋風庭園の斜面と石造りの建物:低地から)


武蔵野台地の斜面と低地と言う地形を生かし、
北側の高い丘に洋館を、斜面には洋風庭園・・・・

現在の洋館の建物と洋風庭園は明治から大正にかけて、
鹿鳴館、ニコライ堂、旧岩崎庭園風洋館を手掛けた、
ジョサイア・コンドルによるものだそうです。
ここまでは上の写真でご理解いただけると思う。

(*)ジョサイア・コンドルは、イギリスロンドン出身で、
  明治10年東京大学工学部教授、
  日本の建築業界に多大な貢献をした英国人建築家。)

五月頃は、この庭園に各種のバラの花が咲き誇り、
バラを愛でるだけで半日費やしそうなほど見事である。

(五月に撮ったバラの花々)

(五月に撮ったバラの花々2)

(五月に撮ったバラの花々3)


そして低地には日本庭園を配置したのが特徴の庭園になって居る。

(丘の上から低地を望む)


低地へ坂を下ると左手に日本庭園への入り口、通称兜門が見える。

(左手に見える庭園の門)

(庭園の門と飛び石)

(兜門の名前の由来の門の屋根)


門に入らずに下ると見事な紅葉が左右に見える。

(左右に見える紅葉)

ここから泉水に回る。
雪吊りと灯篭、泉水が見事にマッチして、和風庭園らしい佇まい。

(灯篭と雪吊りの松)

(灯篭と雪吊りの松2)

(灯篭と雪吊りの松3)


旧古河庭園を出て、道路の向こうに紅葉したイチョウが美しい平塚神社がある。
ここはTVドラマで、万年刑事役の伊東四朗さんと役柄では上司になる娘の羽田美智子さんが、
警察を離れ親子に戻って団子を食べるシーンによく使われる場所だ。
日曜日には椅子に赤い毛氈が敷かれて、
団子を食べると美味しく感じられるのは、ボクだけではあるまい。
今日は時間が遅かったのか店は閉まっていた。

(平塚神社のイチョウ)

(平塚亭団子屋)


日曜日には、手前の広場に赤い毛氈が敷かれた椅子が並ぶ。



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