楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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キリシタン灯篭(3)ー奇妙な文字列の解明

2012年06月19日 10時38分15秒 | つれづれなるままに考えること


奇妙な文字列


これを90℃左回転するとLhqとなる。

ヘブライ語は右から読み、しかも母音が省略されているから、

これを英語読みの左から読み、しかも母音を入れると、

Lhq→Qhl→Qahalとなる。

ここまでは前回述べた。


【これをオンライン辞書

「The Old Testament Hebrew Lexicon(旧約聖書ヘブライ語辞典)」を引用すると、

その意味は「to assemble for religious reasons,for political reasonns」とあり、

=「宗教か政治の集会、会合」と訳せる。

この場合:Lhq=lahaq→右読みでQahal=「宗教の集会」となる。

具体的には,
The Community of Matthew and Qumran(マテオとクムラン協会)によれば、

(the word commonly used to translate the hwhy lhq,the assembly ofYahweh)

とあるように、この言葉は通常「神エホバの集会」と訳せる。】

(以上は、月刊メルマガ「沈黙の兵器」による)

(注)hwhy=hewhaY→Yahweh(エホバ)

以上の通り、どうに考えても、奇妙な文字列は、

隠れキリシタンの集合場所を表す造形物と言う事になる。

解りやすく言えば、「この造形物はキリシタンの神につながるもの」と、

役人に問い詰められた時、

灯籠の下部に刻まれた像は地蔵尊にも見え、

キリシタン禁制の時代に、

いかようにも言い逃れが出来る様になっていたのではないだろうか。


また、左右の文字、

「岩松无心 風来吟」「錦上舗花 又一重」は禅宗の言葉であり、

(岩の上の松は無心で、風が来た時に音を奏でる=無心の境地)と

(錦の上に花を敷いてさらに重ねる=美の極致)を表し、

茶会の集いと言い逃れたに違いない。

 (つづく)
コメント (6)
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