建長寺を出て、帰宅しようと、北鎌倉駅に戻る。
建長寺に行くときは踏切を渡ったが、
帰りは踏切を渡らず、進むと左手に「五山第四 浄智寺」の石柱がある。
横に「鎌倉江の島 布袋尊 浄智寺 七福神」の白い看板が並んで立っている。
(浄智寺の石柱)
「鎌倉五山 第四位 臨済宗円覚寺派 金宝山 浄智寺」である。
鎌倉五山の一・二・四位までは解ったが三位と五位は、
この次鎌倉に来たら探して見よう。
浄智寺に近づくと石橋が有って、向こう側に階段が見え、
その先に門が見える。
建長寺で覚えたが、禅宗寺院の伽藍配置は、最初に総門・三門・仏殿・法堂・方丈の順で並ぶ。
しかしここ浄智寺では、関東大震災の折、ほとんどが倒壊したため、
残っているのが総門・二階に鐘をささげた三門・新しい仏殿・方丈が形造っている。
(浄智寺参道の石橋と階段上の総門)
前回鎌倉を訪ねた時、浄智寺では石橋がすごく印象に残っている。
それは鎌倉 十井(じゅうせい)の一つ(甘露の井)が石橋左横にあったこと、
さらに左横の道路に面して、鎌倉の焼き物を造って売っている窯場があり、
独特の緑色の焼き物に惹かれ「ぐい飲み」を買った記憶があるからだ。
(石橋と鎌倉十井の一つ甘露の井は橋の左にある。)
石橋の向こうに苔むした石段があり、総門が見える。
総門には「寶所在近」とあり、その上にまた石の階段を登ると、
二階建ての三門が見える。
(鐘楼のある三門)
(アジサイと鐘楼のある三門が見える」)
三門を抜けると、仏殿の曇華殿があり、
神奈川県重要文化財に指定されている本尊の三世佛が祀られている。
(左から阿弥陀如来・釈迦如来・弥勒如来で、過去・現在・未来の時を代表する。
十五世記半ばごろに再興された像で、
鎌倉地方に多い衣の裾を台座に長くたらした様式の典型的な作品)(浄智寺)とある。
(曇華殿)
(三如来坐像)
仏殿を過ぎて、路は墓地を一周して背後の山に囲まれていることが解る。
山肌には清水が滲みだしており、草が岩肌にはびこって可憐な花を咲かせている。
山肌に沿ってぐるりと一周すると、
入口の案内にあった、鎌倉・江の島七福神 布袋様の祠に繋がる。
布袋様は、弥勒菩薩の化身と言われる。
(山肌の可憐な花)
(布袋様)
よく見ると、布袋様のお腹が黒びかりしている。
参詣の方々が、布袋様にあやかり、お腹を毀さないように願って、
お腹をさすって行くからと言う。
手垢で黒くなった布袋様のお腹をボクもさすって見たら、
ずいぶん滑々していた。これならお腹を毀さないだろうと確信した。
布袋様の洞窟をでると、方丈に突き当たる。
座敷を出た向こう側の景色が仏のお座敷として、
見事な景色であった。
(方丈の座敷)
静かなたたずまいの中で余生を過ごしたいものである。
そう感じるのはボクだけであろうか。
「たった一度の人生!
楽しんで終わりたいものです!」 hide-san
建長寺に行くときは踏切を渡ったが、
帰りは踏切を渡らず、進むと左手に「五山第四 浄智寺」の石柱がある。
横に「鎌倉江の島 布袋尊 浄智寺 七福神」の白い看板が並んで立っている。
(浄智寺の石柱)
「鎌倉五山 第四位 臨済宗円覚寺派 金宝山 浄智寺」である。
鎌倉五山の一・二・四位までは解ったが三位と五位は、
この次鎌倉に来たら探して見よう。
浄智寺に近づくと石橋が有って、向こう側に階段が見え、
その先に門が見える。
建長寺で覚えたが、禅宗寺院の伽藍配置は、最初に総門・三門・仏殿・法堂・方丈の順で並ぶ。
しかしここ浄智寺では、関東大震災の折、ほとんどが倒壊したため、
残っているのが総門・二階に鐘をささげた三門・新しい仏殿・方丈が形造っている。
(浄智寺参道の石橋と階段上の総門)
前回鎌倉を訪ねた時、浄智寺では石橋がすごく印象に残っている。
それは鎌倉 十井(じゅうせい)の一つ(甘露の井)が石橋左横にあったこと、
さらに左横の道路に面して、鎌倉の焼き物を造って売っている窯場があり、
独特の緑色の焼き物に惹かれ「ぐい飲み」を買った記憶があるからだ。
(石橋と鎌倉十井の一つ甘露の井は橋の左にある。)
石橋の向こうに苔むした石段があり、総門が見える。
総門には「寶所在近」とあり、その上にまた石の階段を登ると、
二階建ての三門が見える。
(鐘楼のある三門)
(アジサイと鐘楼のある三門が見える」)
三門を抜けると、仏殿の曇華殿があり、
神奈川県重要文化財に指定されている本尊の三世佛が祀られている。
(左から阿弥陀如来・釈迦如来・弥勒如来で、過去・現在・未来の時を代表する。
十五世記半ばごろに再興された像で、
鎌倉地方に多い衣の裾を台座に長くたらした様式の典型的な作品)(浄智寺)とある。
(曇華殿)
(三如来坐像)
仏殿を過ぎて、路は墓地を一周して背後の山に囲まれていることが解る。
山肌には清水が滲みだしており、草が岩肌にはびこって可憐な花を咲かせている。
山肌に沿ってぐるりと一周すると、
入口の案内にあった、鎌倉・江の島七福神 布袋様の祠に繋がる。
布袋様は、弥勒菩薩の化身と言われる。
(山肌の可憐な花)
(布袋様)
よく見ると、布袋様のお腹が黒びかりしている。
参詣の方々が、布袋様にあやかり、お腹を毀さないように願って、
お腹をさすって行くからと言う。
手垢で黒くなった布袋様のお腹をボクもさすって見たら、
ずいぶん滑々していた。これならお腹を毀さないだろうと確信した。
布袋様の洞窟をでると、方丈に突き当たる。
座敷を出た向こう側の景色が仏のお座敷として、
見事な景色であった。
(方丈の座敷)
静かなたたずまいの中で余生を過ごしたいものである。
そう感じるのはボクだけであろうか。
「たった一度の人生!
楽しんで終わりたいものです!」 hide-san