楽しんでこそ人生!ー「たった一度の人生 ほんとうに生かさなかったら人間生まれてきた甲斐がないじゃないか」山本有三

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小石川後楽園(その2)ー2017年11月

2017年12月09日 04時17分57秒 | 東京の庭園
カミさんの足では、まだ山登りは難しく、
小石川後楽園の入り口の方へ戻り、大泉水(池)の方に回る。

池の端の松を見ると、松の幹に沿って長い棒が突き出ている。
おかしな棒が立っているな、何しろ水戸藩のご老公出身の庭園だから、
何があってもおかしくない。
大名行列の先を歩く、ひげ奴が振り回す毛槍の先端のようにも見える。

(毛槍の様な棒が出た松)

(解りやすく松だけ)

(解りやすく他の松にも)


この小石川後楽園を見学して後日、六義園へ行って納得できた。
雪吊りの準備をしていたのだ。
この棒は雪吊りの支柱になる柱だ。

(雪吊りの松)


(雪吊りの松)


小石川後楽園内は紅葉の真っただ中で、
泉水の周りの紅葉は水面に映えてその美しさは言葉にならない。

(池に映る紅葉も一緒に)

(池に映る紅葉も一緒に2)

(池に映る紅葉も一緒に3)

(池に映る紅葉も一緒に4)

(池に映る紅葉も一緒に5)


池をぐるりと一周して撮った紅葉もどうぞご覧ください。

(モミジ1)

(モミジ2)

(モミジ3)

(モミジ4)


この色鮮やかな紅葉を愛でながらお邸の主(あるじ)はお客様をもてなすのに、
池の脇の居酒屋の小屋を造った。

一杯やりながら格子窓から眺める景色を楽しんだと言う、
なんと風流なことか・・・・。

その優雅な景色を味わっていただきたい。

(丸八屋)

(格子窓から楽しんだ景色を)

(楽しんだ景色2)

(お茶席に見立ててにじり口から見た景色)


最後に入って来た小石川後楽園の西口から出て、
白壁の塀に沿ってJR水道橋駅方面に帰る。
途中に水戸藩徳川家小石川邸跡出土の石製品を展示してある小さな展示小屋があった。

(白壁の沿っての通路)

(白壁の沿っての通路に咲くツワブキの花)

(展示小屋の説明板)

(発掘された葵の家紋のついた瓦)


展示室の説明に、「御守殿」の説明があるが、
現在の東京大学は加賀藩下屋敷で、東大の代名詞となる有名な赤門があるが、
これは徳川家から嫁がれた姫が通る門で「御守殿門」と言われる。
この「赤門」は奥方専用の通用門であった。

ご主人専用の門は「黒門」と言われ、加賀藩のものは残されていないが、
「黒門」の現物は、国立博物館の前に池田家の門が遺されている。

(池田家の黒門)(Webから)


話が脱線したが、白壁に沿って歩き、やがて東門に出た。
人通りは少なく静かに門は閉じられていて、
脇に小石川後楽園の看板が立っていた。

(小石川後楽園の看板)

(小石川後楽園の東門)


JR水道橋駅はもうすぐである。

今日は一番遠い駅から小石川後楽園まで、
カミさんのリハビリと言いながらよく歩いた。



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小石川後楽園ー2017年11月

2017年12月06日 04時02分31秒 | 東京の庭園
先月11/25(土)
カミさんの尾てい骨骨折も大分良くなって、
少し歩けるようになったので、
小石川後楽園まで出かけた。

地下鉄で水道橋駅を降り、小石川後楽園に向かって歩くと、
快晴の土曜日とあって、人通りが多く、気分も浮き立ってきた。
少し先の信号を右折すれば小石川後楽園の入り口であるが、
その手前にあるトヨタ自動車の東京本社ビルの先を右折した。
たしかこの先は小石川後楽園の白壁にぶつかる筈と思って。

(右手のトヨタ自動車ビル)


建物の隣の植え込みが、綺麗に整備されており、
小石川後楽園入り口への参道のようだ。

(隣の通路)

(隣の通路2)

(隣の通路3)


この先に見える白壁が小石川後楽園を取り巻く塀になって居る。

(小石川後楽園の白壁)


今来た通路を振り返ってみるとのっぽのビルと駐車場入り口が見える。
どうやら通ってきた通路は、駐車場の上にあるようで。
白壁に突き当り、その壁に沿って歩くと、目指す小石川後楽園入り口に出る。

(振り返って見たのっぽビルと駐車場入り口)

(小石川後楽園入り口)


看板に「小石川後楽園 深山紅葉を楽しむ」とある。
正門の左側にお馴染みの三つ葉葵の家紋が入った提灯がある。

(小石川後楽園入り口左側の葵の家紋)


水戸黄門漫遊記でこの家紋のついた印籠を掲げて、
助さんだったか格さんだったか、
「下がりおろう、この紋所が目に入らぬか」
とタンカを切る有名な家紋である。

入場料:一般   300円
    65歳以上150円
交 通:都営大江戸線「飯田橋」(C3出口)徒歩3分
    JR「水道橋」(西口)「飯田橋」(東口)徒歩8分
    東京メトロ東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」(A1出口)徒歩8分
    東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園」(1番出口)徒歩8分
    残念ながら駐車場はありません。

小石川後楽園の中に入って、まず目に入るのが人の多さと紅葉。

(小石川後楽園の人並みと紅葉と東京ドームの屋根)

(小廬山と紅葉)

(涵徳亭と紅葉)

(涵徳亭脇の灯篭と紅葉)

(西湖の堤と紅葉)


実際の西湖は広々とした湖の中に伸びる防波堤をイメージしていただくと解りやすい。
でも、ここは小石川後楽園、西湖をイメージして造った庭園であることを忘れてはならない。

(西湖の堤のミニチュア)

(鮮やかなイロハモミジ)

(京都の名をとった渡月橋)

(大堰川/おおいがわとモミジ)


この先は山になり、登って小廬山の上に行くのであるが、
カミさんの骨折が治りかけのリハビリを兼ねての散策であるので、
この先の山登りはまた次の機会に取って置くことにした。

(小廬山の山すそと紅葉)


昨年の小石川後楽園と比較してご覧下さい。
(晩秋の小石川後楽園
http://blog.goo.ne.jp/hidebach/e/c9479e537094402929588ebac6ead83c)

つづく



コメント (7)
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