母の病室で、簡易ベットで初めて 寝ました。
弟が生まれてからは、私は祖父母の部屋で寝ていたので
母の横で寝るのは、64年振りと言う事になります。
これも、緩和ケア病棟の個室に入れて
戴けたお陰での我ままをさせて 戴くことが出来ました。
入院した直ぐは、何時でも連絡がとれる様覚悟しておいて下さい。
と言われ、緩和ケア病棟に移ってからも、付き添いのベットは
用意されましたかと言われていました。
大阪から、妹夫婦が見舞いに来た時も、
小松から、母の姉が来た時も、話の出来る状態では無く、
みんな、心配して帰って行きました。
水も殆んど飲めない状態だったのに、痛みや辛さを和らげる
治療が うまく合って来たのか、声も少し出る様になり
半分ぐらいは理解出来ます。
今朝初めて、母に、朝食のおかゆと、ゴマとうふを 食べさせてあげました。
一生懸命、頑張って 食べようと する姿に、胸熱くなりました。
福井にいる、弟や妹は、毎日仕事が終わった後
病室に顔を出してくれています。
目を覚ました時 誰かがいる様に、今は妻が行っています。
その間私はブログを書きに家に戻って来ています。
緩和ケアは、特殊な治療システムですが、こういう
病棟が増えて、家族が見守りながら、最後を向かえられる
のは、本人にとっても、幸せな事だと 思います。
東京や大阪にいる 妹たちは、お正月に帰るから、
頑張っていてと 言っていますが、本当にそうなってくれれば、
どんなに 嬉しい事かと、思っています。
市の担当課からは、8月分の提出資料が足りないと、
今頃になって言ってくるので、又東山へとりに行かないと行けません。
幸い、1日、2日で どうこうなる様な状態では 無いので、
行って来ようと思っていますが、せめて 東山にいる間に済ませて
戴きたかった。
病室には、平成20年度、日本写真文化協会の第55回全国写真展第一部日本の自然に、
応募してみないかと、山岸写真館さんに選んでいただいて、
応募した、東山いこいの森の水芭蕉の池でのモリアオガエルの産卵の写真です。
私にとって全国展でただ一つ入選した作品です。
写真の伸光さんで焼いてもらって、ガクブチ屋さんで
額装してもらって、病室に飾りました。
どうぞ、東山いこいの森のパワーが届きます様に。