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アメフト観戦記や読書日記を綴っていましたが、最近は古墳(コフ)ニストとして覚醒中!横穴式石室をもつ古墳にハマっています。

馬見丘陵の古墳⑱ ~古屋敷古墳・大谷1号墳、2号墳など~

2022-05-05 00:22:14 | 史跡を歩く

 築山古墳の後円部の辺りから、北西の方角に住宅地を抜けていくと、地域の墓地に続く道の傍らに畑地になっていて、樹木が生い茂っている場所の中に、古屋敷古墳がある。

 

 中に少し墳丘らしきものがあるという話であるが、肉眼では確認できなかった。

 

 調べてみると、小型の横穴式石室を持った古墳のようで、須恵器や円筒埴輪片、鉄鏃、馬具などが出土しており、埋葬施設としては木棺が出土している。これらのことから6世紀の中頃の築造と考えられている。

 また、石室は、陵西小学校の校庭に移築されているらしい。(ということは見学はなかなか難しいな。)

 ただ、この場所は、少し周りよりも高くなっているので、築山古墳の全景を見ることができる。

 

 ここから、さらに北西の方向に向かって、大谷自然公園の中にある大谷1号墳、2号墳をめざしていくことにした。

 住宅地を抜けていくと、住宅と住宅の間の隙間に公園の入り口があった。階段を登って道なりに少し登っていくと、生垣に囲まれた大谷2号墳がある。

 

 大谷2号墳は、直径20m以上の小さな円墳である。

 

 古墳からは土師器と埴輪が出土しており、5世紀の築造と考えられている。

 墳丘を眺めると葺石らしきものがあった。

 さらに公園の奥に入っていくと、雑木林の中に大谷1号墳があった。

 

 肉眼ではあまりその姿を確認できなかったのだが、写真を見るとしっかりと円墳の姿が映っていた。

 大谷1号墳は、直径30m以上の円墳で、調査等が行われていないため詳細は不明。

 

 できればもう少し草等を刈ってくれると古墳の形もはっきりわかっていいのだがなあ。

 

 ここから、築山駅に向かう途中に、インキ山古墳と書かれた説明板があった。

 

 インキ山古墳は、全長50m程度の前方後円墳だそうで、後世の改変により、墳丘は削平されているものの一部墳丘が残っているようなのだが、まったくわからなかった。

 もしかしたら説明板の後ろの擁壁の上にあるのかも・・・。

 という訳で、最終築山駅に帰って来た。


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