幻坂
有栖川有栖著 角川文庫
書店で大阪をテーマにした小説がないかなと思って、平棚を見て歩いていたときに、何となく目の飛び込んできた本。大阪の天王寺七坂を舞台にした連作小説というわけで、これは買って読まないとという訳で購入したのが、昨年の12月、それからしばらく本棚で熟成した後、今回読むこととなった。
小説の舞台となった天王寺七坂については、難波国の一宮生国魂神社から南にかけては、江戸時 . . . 本文を読む
多くの観光客で人があふれかえっているような興福寺。国宝五重塔と同じく国宝の東金堂間の道を奈良国立博物館へ向かって歩いていくと、興福寺の本坊がある。
その向かいのフェンスが張られて鹿以外は立ち入りができない境内地に中に、奈良の古寺であればどこにでもあるように、會津八一の歌碑が建っている。
歌碑には、「はる きぬ と いま か もろびと ゆき かへり ほとけ の には に はな . . . 本文を読む
先日、およそ30年振りに大学野球を観戦した。少し前から、久しぶりに立同戦でも見に行ってみたいなあと思っていたところ、今シーズンは甲子園でのゲームがあるとのこと。これまで関西の大学野球というと、当時は西京極球場と呼ばれていたわかさスタジアム京都や滋賀の皇子山球場が主な試合会場であった。立同戦が皇子山球場で行われるときは、大学から皇子山球場までバスが出ていて、校歌やグレーター立命などを練習しながら球 . . . 本文を読む
途中経過だけUPして、いろいろとバタバタとしていたため2週間ほど放置しておりました。少し時間ができたので、追加します。
前半は、関大リードで折り返し。前半の雰囲気を見ていると、このまま本当に久しぶりの関大の勝利となりそうな感じだったのですが、後半、関学のQBが、例の奥野君になってから雰囲気が一気に変わりました。なんか、野球とかで言うと、ずっと怪我等で試合に出れなかった選手が復活登板を果たしたよ . . . 本文を読む