大山崎山荘美術館を出て、案内板に従って天王山に登ることにした。もともと軽いタッチで、お天気もいいし、せっかくやから登らはったらという甘い誘いに乗って登り始めたのだが、これが予想だにしないほど大変であった。道がかなり急なのと、道自体が小石などで凸凹しており、なかなか簡単に登らせてくれない。標高270mということなのだが、かなり健脚向きなコースではなかっただろうか?
とにかく、例の三川合流の地を . . . 本文を読む
物集女車塚古墳を見学した時に、受付をしていた向日市の職員の方に是非ともと熱心に進められたので、淳和天皇火葬塚を訪問したのち、阪急電車に乗って大山崎駅で下車、大山崎山荘美術館をめざす。美術館までの道のりは結構傾斜がきつい。 それでも急な坂道を登っていくと大山崎山荘美術館の入り口があり、漱石の句碑がある。句碑には、「宝寺の隣に住んで櫻なり」と刻まれており、漱石が、この大山崎山荘を訪れた際に詠んだもの . . . 本文を読む
阪急電車を降りて、西へ向かって高級住宅街を抜けていくと、物集女街道に出る。物集女街道を北へ辿っていくと、急に目の前に物集女車塚古墳が現れる。古墳に沿って少し住宅街の中に入っていくと、古墳の一部が擁壁になっている所に、にゅっと突き出した石組みがある。
これが、古墳の石室の排水溝であるとのこと。そばにある説明板によると、現在もこの排水溝は生きているらしい。古代人の技術は凄いものである。
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平成30年2月25日(日)
毎年、この時期に発掘調査の説明会が行われている飛鳥寺西方遺跡で、この日現地説明会が開催された。昨年度は、仕事の都合で参加できなかったが、今年は、都合がついて何とか行くことができた。
飛鳥寺西方遺跡は、飛鳥時代の饗宴広場であった槻樹の広場を確認するために、2008年から発掘調査が継続してされており、今年で10年目を迎えることとなった。
今年度は、調査区が1~3 . . . 本文を読む
平成30年3月3日(土)
藤原宮跡の発掘調査の現地説明会は、昨年度2回あったが、今年度は、これが初めてである。いつの間にか第190次から第195次に飛んでるわ。今回の発掘調査は、昨年の第190次調査に続き、東面回廊の調査である。
この日は、説明会が始まるまでは非常に好天で、これまでの寒気が嘘のような、冬用のジャンバーもいらないぐらいの陽気であった。そういえば、今日はお雛さんの日だなあ。
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