休日はデジカメ持ってぶらぶらと📷

アメフト観戦記や読書日記を綴っていましたが、最近は古墳(コフ)ニストとして覚醒中!横穴式石室をもつ古墳にハマっています。

飯盛城 現地説明会

2017-04-29 23:27:58 | 現地説明会
 平成29年3月18日(土)  発掘調査の現地説明会には珍しく、大東市教育委員会もしくは四条畷市教育委員会に参加申し込みが必要とのことで、自宅より比較的近い大東市教育委員会に申し込みを行った。当日の集合場所は、大東市野外活動センターとなっており、JR学研都市線の住道駅からバスに乗って向かうことにした。阪奈道路の急勾配の坂道をバスが音を立てながら登っていく。はじめ歩いて登ってみようかと計画が無謀であ . . . 本文を読む
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天王寺界隈を歩く⑦ ~大阪市立美術館と慶沢園~

2017-04-22 09:30:13 | 文学をたどる
 茶臼山から少し南に行ったところに大阪市立美術館がある。大阪市立美術館は、1927年に建設に着手、1936年に約10年の歳月をかけ、完成、開館をしている。大阪市立美術館の建設に当たっては、住友本家から美術館の敷地とこの後紹介する慶沢園が寄贈されている。    そして、この建物は2015年には国の登録有形文化財となっている。大阪を代表する洋館建築の一つだと思う。そして、大阪市立美術館も、この「天 . . . 本文を読む
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天王寺界隈を歩く⑥ ~茶臼山と四天王寺の石棺~

2017-04-19 23:54:08 | 史跡を歩く
 逢坂、国道25号線を道なりに歩いていくと、左手に天王寺公園がある。その中に茶臼山と呼ばれる小高い丘がある。大坂冬の陣の時は、徳川家康が、夏の陣の時は真田信繁が本陣を置いたとされ、古戦場として知られている。大河ドラマ「真田丸」の影響か、案内板等を新しく設置して、大坂冬の陣、夏の陣関連の旧跡としてバッチリ推している感じである。    我々のような世代であれば、「じゃりン子チエ」の舞台として覚えて . . . 本文を読む
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天王寺界隈を歩く⑤ ~安居神社と逢坂~

2017-04-16 23:58:27 | 史跡を歩く
 天王寺七坂のうちの一つ、天神坂の名称は、「天王寺界隈を歩く④ ~清水坂・天神坂~」にも書いた通り、天神さんを祀る安居神社が坂に隣接していることに由来する。天神坂を降りていくと左手に安居神社の裏参道がある。    大河ドラマ「真田丸」のブームもあり、「大坂夏の陣」「真田六文銭」などののぼりが階段などに立てられている。残念ながら、「真田丸」は全く見たことがない。大河ドラマについては、衛星放送の午 . . . 本文を読む
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飛鳥の古墳⑫ 伝吉備姫王墓

2017-04-15 16:55:18 | 史跡を歩く
 猿石の話題が出たところで、その猿石がある吉備姫王檜隈墓についても少し書いておこう。吉備姫王については、あまり知られていないが、欽明天皇の孫で、桜井皇子の子、欽明天皇の孫である茅渟王との間に、宝皇女(のちの皇極、斉明天皇)と軽皇子(のちの孝徳天皇)を儲けた。のちには、吉備島皇祖母命という尊称を受けたとされる。本来は皇族でも傍系に当たるが、子どもの宝皇女が、舒明天皇の皇后になって一気に家格が上昇って . . . 本文を読む
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飛鳥の石造物② ~猿石~

2017-04-15 15:44:22 | 史跡を歩く
 平田梅山古墳(伝欽明天皇陵)の西にある丘を登ったところに吉備姫王墓と伝えられている塚の周りに猿石と呼ばれる異形の石造物がある。猿石と呼ばれる石造物は、鳥居を挟んで左右に2体ずつ置かれており、左から「女」「山王権現」「僧」「男」と呼ばれている。ただし、吉備姫王墓の敷地内にあるため、柵ごしに眺めることになる。  【女と山王権現】    【僧と男】    石造の名称自体は、後になって名付けら . . . 本文を読む
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飛鳥の古墳⑪ 八釣マキト古墳 その2

2017-04-11 00:55:48 | 史跡を歩く
 八釣マキト古墳 その1にも書いた通り、八釣マキト古墳のうちの1基、5号墳は、飛鳥資料館に移築されている。飛鳥資料館の庭園には、猿石や亀石など飛鳥にかかわる石造物の復元模型が並んでいるが、その庭園の西奥に八釣マキト古墳5号墳が移築されている。    5号墳は、古墳群の中では一番大きく直径22mの円墳である。石室の全長は10mで、玄室の長さが4.1m、幅2.1m、羨道部分の長さが、5.9mとなっ . . . 本文を読む
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飛鳥の古墳⑩ 八釣マキト古墳 その1

2017-04-10 20:03:25 | 史跡を歩く
 飛鳥坐神社から小原の里を通って、県道を少し北へ行くと八釣の集落に入る。バス停のところに八釣マキト古墳という標識があり、その案内に従って、集落の中に入っていくことにする。    実は、八釣マキト古墳をめざすのは今回で2回目である。以前も一度この場所に来て、この標識に従っていったのだが、古墳を見つけることができなかった。今回はリベンジをかけての探索になる。この八釣という地名も歴史のある名称で、顕 . . . 本文を読む
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大安寺第139次発掘調査 現地説明会

2017-04-08 17:38:11 | 現地説明会
 平成28年10月29日(土)  奈良市にある大安寺の発掘調査現地説明会があるということで、JR奈良駅から南へ歩いて大安寺へ向かう。JR奈良駅でも東側はバスターミナル等があり賑やかなのだが、南側へ行くと案外静かで人通りも少ない。そういえば、大安寺って随分昔、父に連れられて一度着た覚えがあるが、それっきりでおそらく40年ぶりぐらいではないだろうか。古来、南都七大寺と呼ばれた寺院は、興福寺、東大寺、西 . . . 本文を読む
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古宮遺跡

2017-04-08 14:52:14 | 史跡を歩く
 橿原神宮前駅から東へ、剣池の横を通って歩いていく。まだ、剣池の堤防の上が桜並木になっているのだが、まだまだ三分咲きといったところ。満開になるのにはあと少しかかりそうな感じであった。    池のほとりにある孝元天皇陵と伝えられる丘が池の水面にうつってなかなかいい感じである。もう少しして桜の花が満開になれば美しい景色は見れそうな気がする。さて、剣池からさらに東へ行くと、少し風景が変わってくる。農 . . . 本文を読む
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「万葉の旅」をたどる ⑫ ~雷丘~

2017-04-07 23:58:00 | 文学をたどる
橿原神宮前駅から東へ真っすぐ、和田などの集落を通って、20分から30分ほど歩いていくと飛鳥川に出る。  その飛鳥川を渡っていくと、雷の集落に出る。雷と書いたコミュニティバスのバス停の後ろに控える小さな丘が、雷丘である。おそらく、この道が昔の山田道であろう。  雷丘については、日本霊異記などに、雄略天皇のころ、小子部栖軽が天皇の命を受け、この地で雷神を捕まえたことから雷丘と呼ばれたという地名起源説話 . . . 本文を読む
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