働く気持ちに火をつける ~ミッション・テンション・ハイテンション~
斉藤孝 著 文春文庫
春先は斉藤孝である。年度が改まり、気分一新でというときに前向きな気分にさせてくれるので、この時期は好んで読むようにしている。出版社もそういう気持ちを察してくれているのか、いいタイミングで出版してくれるんで、ついつい手にとってしまう。本書もそんな気持ちにうまいこと引っかかった本でした。しかも「働く気持ちに火 . . . 本文を読む
魏志倭人伝 ~東洋史上の古代日本~
山尾幸久著 講談社現代新書
最近、職場で考古学に触れる機会が多くあり、僕自身もともと歴史に興味があることから、ひさしぶりに日本古代史の世界に耽溺しようというわけで本書を手にした。本書は、僕が大学生の頃に新版がでていて内容が大幅に改稿されているのだが、何が変わったのかなという確かめようという思いもあり、古書店で見つけ購入した。それにこの本自体僕には思い入れが . . . 本文を読む
無限論の教室
野矢 茂樹著 講談社現代新書
いやー、ほんと久しぶりのブログである。お仕事の方が忙しくて全く書く暇もなく、1月以上もほったらかしにしておりました。
読書の方は、この間も細々と続けており、今年度は当初から古代ローマ史にはまり、「ローマ皇帝伝」やら青柳正規氏の「皇帝の都ローマ」や新保良明氏の「ローマ帝国愚帝列伝」であったりと何冊か続けて読んではいたのだが、何となく日記を書きそび . . . 本文を読む