南山古墳から元来た道を引き返し、宇陀市の運動場や体育館の方へ向かい、そのまま、ひのき坂の住宅街の中へ入る。ここから一気に景観が変わり、新興住宅地の中を歩いていくことになる。
ひのき坂住宅街の真ん中にある古墳公園の中に古墳と気づかれる様子もなくひっそりと奥の芝1号墳があった。付近にはそれと知らせる看板の存在もなく、古墳公園らしくないものであった。
奥の芝1号墳とこの後に行く予定の奥の . . . 本文を読む
丹切古墳群の探索から、一旦榛原駅に戻り、今度は駅の北側を探索する。駅の前はすっかり住宅地として開発され、駅の南側とは、様相が一変している。
まずは、南山古墳をめざし、榛原高萩台、あかね台と住宅地を突っ切っていく、北に向かってしばらく歩くと国道165号線があり、それを渡って、コンビニの横に細い道を登っていく。しばらく行くと少し大きな道に出る。この道を桜井警察署宇陀分署を目標に歩いていく。この辺 . . . 本文を読む
丹切15号墳から少し尾根を登ったところに、新たな墳丘を見つけたので傍に寄ってみた。
南側に回り込んでみると、くぼんだ所の奥に横穴式石室が大きな口を開けていた。
また、みつけたぞ~とばかりに石室に近寄ってみる。今度は、簡単に潜入が出来そうだ。
古墳の玄室の側壁と奥壁が残っており、中にはいとも簡単に入ることができる。
石室の形式は、すでに羨道部が破壊されているのでよ . . . 本文を読む
丹切33号墳の見学を終えたのち、同一の尾根上にいくつか古墳らしき高まりが認められるので、確認のため奥に入っていく。
この辺りになると倒木や朽木が道を塞いでいて歩きにくい。加えて数日前に降った雨で、落ち葉が濡れて歩きにくいことこの上ない。
それでも歩いていくと、足元に板状になった榛原石(?)が転がっていたりする。この辺りには古墳がありそうだぞと思いながら、尾根上を登っていくと古墳と思 . . . 本文を読む
丹切34号墳を観察した後、校庭のフェンスの扉を開けて、敷地外にある丹切33号墳をめざす。
高校のフェンスの出たところに丹切33号墳に続く登り道があり、そこを登っていく。
途中、眼下に丹切34号墳の墳丘(?)が見える。確かに尾根の続きであったことが想像できる。
さて丹切33号墳は、この尾根に上がったところにある。
この古墳は、ご覧の通り、磚積石室を持つ古墳で、桜井 . . . 本文を読む
今回、初めて宇陀地方の古墳を巡検することになった。奈良県の古墳も桜井市や天理市をはじめとして、葛城市、御所市などの古墳を巡って来たのだが、奈良の奥地というか桜井市より東に行くことが滅多になく、たまたま宇陀高校榛原分校内にある丹切34号墳を見学させてもらえるという機会があり、ついでに宇陀市内にある古墳をいくつか廻ってみることにした。ちなみに学校の中にある古墳を見学するのは、天理高校内にある塚穴山古 . . . 本文を読む