陵西陵墓参考地に号陪冢を訪ねたのち、北に向かって歩いていると、最近建てられたと思われる真新しいハイツの駐車場に入る道から、古墳らしきものが顔を出していた。駐車場の中に入っていくと古墳の巨大な姿を目にすることができた。
これが茶臼山古墳と呼ばれる古墳で、築山古墳の陪冢と考えられ、磐園陵墓参考地陪冢として宮内庁が管理している。
墳丘の上に樹とかがなく、草もきれいに刈り取られているので二 . . . 本文を読む
JR和歌山線を渡って南へ300mほど歩くと自動車の販売店がある交差点を右折して、しばらく歩くと小さな池があり、そこを過ぎると小池寺という小さなお寺があり、道を挟んだ向かいにあるお堂に石棺仏が安置されている。
お堂に近寄って、扉の桟の間から仏さまを覗き見た。
仏さまは、地蔵菩薩のようで、仏花が供えられ、地元の人たちの信仰の対象になっている様子がうかがえた。
お堂の横に立つ . . . 本文を読む
これまでも馬見丘陵にある古墳群について何度となく取り上げてきた。今回は、馬見古墳群の南支群に位置づけられる古墳を訪ねてみることにした。
近鉄築山駅を降りて、南へまっすぐ下っていくと、JR和歌山線にぶち当たるので、そこまで行くと行き過ぎになるので、その手前を右に曲がると狐井塚古墳が見えてくる。
ちょうど前方部のところの周濠が埋め立てられて駐車場になっており、そこからは前方部が観察できる。
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やっとこさ、この多武峰紀行も最終章となった。
談山神社の西大門跡を出て、そのまま明日香にくだるつもりだったのだが、冬野、良助親王墓を経て、明日香という案内板を見つけ、以前、談山神社から良助親王墓を通って、明日香に下る道が印象深いという話を聞いたことがあり、さすればその道を行ってみようということで、跨道橋を渡って、くだんの道を歩いてみることにした。
橋を渡って歩き始めると、早くも舗装されて . . . 本文を読む