神廟拝所と総社拝殿の間にけまりの庭と呼ばれる広い空間がある。大化の改新が始まる前、藤原鎌足(当時は中臣鎌足)と中大兄皇子とは、この地で行われた蹴鞠の席で知り合ったという故事にちなんでいる。
談山神社は、藤原氏の始祖である藤原鎌足を祀っているだけあって、藤原鎌足と中大兄皇子が大きな役割を果たした大化の改新にまつわるエピソードの舞台となっている。
そういえば、あの建物は総社拝殿の表側 . . . 本文を読む
木造の十三重塔は、藤原鎌足の供養のため、678年に長男の定慧が建てたと伝わる。(ただし、現在の建物は再建)このあたりの真偽は、伝説の域を出ない。
また、談山神社には、別に石造の十三重塔があり、定慧の弟であり、藤原鎌足の次男、藤原不比等の墓所と伝わっている。残念ながら、見つけることができなかった。
この十三重塔は、初層の屋根は、大きく作られているが、それより上は、屋根と軒しかなく、屋 . . . 本文を読む
朱色の鳥居をくぐって、何段あるんだろうかと思うほど長い階段を登っていくと談山神社の朱塗りの楼門と三方向を囲んだ拝殿と本殿が見えてくる。
そして、楼門の右手から拝殿の中には入ることができる。拝殿は山の斜面からせり出すように造られていて、これも舞台造りの一つなのだろう。
拝殿では、談山神社の由来を伝える「多武峰縁起絵巻」の江戸時代に筆写された摸本が展示されている。ありがたいことに . . . 本文を読む
後半は、開始早々に、ベンガルズが、QBバロウからWRヒンギスに75ヤードのロングパスが決まってTDで逆転。このプレーで一気にベンガルズに傾くかと思ったが、そう簡単にはいかない。
その後しばらくは、両チームともFGによる3点を追加するのみで、一進一退の攻防が続く。ライン戦で、どちらのディフェンスも、オフェンスに対して力で優っており、パスプロテクションが粉砕され、QBサックの連発である。
ど . . . 本文を読む
今年のNFLシーズンの最後を飾るスーパーボウル。ラムズVSベンガルズ。前半を終了。
13-10とラムズ、リードで折り返し。2本のTDパスを決めたラムズ。なんか落ち着いた大人のフットボールという感じ。WRとQBとの連携がうまくいっていると思う。WRのコース取りがいいなあ。
ベンガルズは、QBからRBへのパスから、RBがWRにTDパスを決めるスペシャルプレーで追いすがる。ここから勢いが出てき . . . 本文を読む
屋形橋を渡って、左へ曲がっていく、この辺りから道の勾配が急になる。道路わきの細い歩道を歩いていくと、遠くに談山神社の門らしき建物が見えた。
ついに来たぞ。談山神社だ。喜び勇んで、東大門をくぐる。もう、そこは談山神社の境内、ではあるのだが・・・。
先に道が続いているのみ。ここからさらに登っていくのか・・・。
歩いていて、ふと、多武峰は、中世、山城が置かれていたことが多々あり、道沿 . . . 本文を読む
崇峻天皇陵から、三度多武峰街道に戻り、ここから一路談山神社に向けて歩く始める。ここから先は、談山神社まで、特に立ち寄るべきところもなさそう。約4kmの道のりを前を向いて、ひたすらに歩き続けよう。
歩き始めの頃は、こういう秋の田んぼの風景を楽しみながら歩く。秋のこういう風景は、目に優しい。
さらに進んでいくと、民家どころか杉木立のほかは何も見えない。左手には、寺川の流れが . . . 本文を読む
聖林寺を出て、今度は田んぼの中を東へ向かい、寺川を渡って、多武峰街道に合流する。少し歩くと倉橋のバス停があった。
倉橋と言えば、古墳時代の終わりというか、飛鳥時代の初めのころ、崇峻天皇の倉梯柴垣宮が営まれたという伝承がある。
ここぐらいからバスに乗ればいいかと悠長に構えて、バスの時刻表を見て、びっくり!なんとお昼の時間は一時間に一本ではなく、丸々二時間バスが来ないことが判明 . . . 本文を読む
多武峰街道から少し分かれて、寺川にかかる聖林寺橋を渡って聖林寺へ向かう。聖林寺の周辺は、のどかな田園風景が広がる。僕が訪れたときは、すでに稲の収穫は終わっていた。少し残念。
とはいえ、天気よく、頭上には青空が広がっていて、気持ちの良い、清々しい秋らしい気候であった。いよいよ聖林寺である。
お寺は、山の裾にを整地した石垣の上に建てられている。
聖林寺は、藤原鎌足の子、定慧が和銅 . . . 本文を読む
谷首古墳から、南へ住宅街を抜けていくと、正面にコンビニがある道に出る。その道を左に折れていくと、小さな川があり、その川沿いに少し南へ下る。
西に、大きな森が見える。これが、メスリ山古墳である。
メスリ山古墳についても、以前、このブログで取り上げたことがあるので、あまり触れないが、全長200mを超す前期古墳である。(「桜井市の古墳をあるく(鳥見山周辺編)⓺~メスリ山古墳~」を参照)
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