ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

翁去りし 水芭蕉 咲く 清水のほとり

2010年04月08日 | Weblog
村の入り口に、庭先に清水の湧く家がありまして、子供のころ学校帰りにはその清水を一口所望しては、村はずれの家まで帰ったものでした。
朝早くにその家の老人がなくなりました。
行年104歳。満で102歳と5ヶ月。

あまりに血色の良い顔はまだ80代に見えました。

死ぬ間際まで、「うちに帰りたい、薬師の平らの草取りがあるから」 と、最後まで畑仕事を気にしていたそうです。
事実、95歳くらいまでは自転車で畑に通い草取りをしていたし、100歳になっても雪堀をしていた。
物静かだけど超人でした。

写真は99歳の春に散歩をしていたときの写真です。杖なしで。

昔あご一面にひげを生やしていたころがありまして、老人から「立派なひげだのぉ」とほめられたことを思い出す。

満99歳のときに村で白寿のお祝いをしました。
そのときの記念写真を遺影に使ってくれたそうで、、、撮っといて良かったなぁと。

頑固そうだけど、いい顔のじいちゃんだったな。 ご冥福を。

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コメント (1)
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