ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

肩書は 農園主

2013年03月07日 | 観察

 ぽかぽか陽気とは裏腹に体育館は底冷え。震えながら、卒業式、、、なう。

 うちには、卒業生いないのに? 

 今回は来賓出席。 肩書は、学校評議員。 なぜこんな御大層な役を受けてしまったのか?

 去年の春、校長先生から直々に電話をいただいて、

「学校評議員になっていただけないでしょうか?」 「それなんですか?」

「学校の活動を見ていただいていろいろご意見をいただく役です」 「ひぇ~、文教系は全く不得手で管轄外ですよ」

「なので産業系からもぜひと」

確かに昨今は会社でも団体でも、学校でも?、第三者の意見を伺いながら運営する方が起こりうる様々な事柄に対しての免疫にもなるし言い訳の、、、担保にもなる。

「年に2回程度、時間は1時間から2時間程度の会議に出てもらえれば結構、行事の案内は出しますが忙しければ欠席でも結構」

 その程度ならとお受けしてしまった。

行ってみると他の委員の肩書は、後援会長、元PTA会長、人権擁護委員、青少年育成会議委員、、、まさに文教系の方々。

いくら産業系からと言われてもこちらの肩書は 「 農園主 」 だ。

確かに、この地域で学業に行かせる産業と言えば農業と言うことになる。

さらに堀之内では花農家と言うことになるのだろうか。

違和感を感じつつ会議には出席していたが学校行事はすべて欠席してしまった。

せめてもと卒業式には出席させてもらった。

でも卒業生には知り合いの子もいるし、何よりも職場体験で畑に来て汗を流してくれた子やスキー授業で教えた子がいる。

向こうは覚えていないかもしれないがその子たちの晴れやかな顔を見れただけでも出席してよかった。

 

 

 この前の評議員会では 地元農産物が給食に供給されていることを先生が全く認識していない と言う事実を知った。

ちょっと、ショック。

 せっかくの地産池消の考えが給食室の仕入れで止まっている。

これでは何の意味もない。

地域での農業の存在、農業のメカニズム、農家の仕事を学ぶこと、地域のきずなをはぐくむこと、、、地産地消には教材として生かせることは多い。

初めて聞いたという校長先生は 「 来年はぜひに 」 と。

肩書、 「 農園主 」 にもまだまだやるべき仕事は多いな、、と思いつつ、、、卒業式なう。

 卒業生が最後に合唱したレミオロメン 3月9日

来賓席で口ずさめた人は何人いたか???でもよかった。

 

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