彼岸です。 春彼岸 農具は深く 眠りおり 晴峰
墓石の位置が良くわからないほどの雪があります。それでもこの日だけは先祖様を迎えに行きます。
年々訪れる人のいないお墓も目立ってきた。
彼岸の花相場は散々なものだったそうな。
量が多かったこともあるが、年々風習も宗教観も風化してきているのか、あるいは高齢化で無理になってきているのか、、、、
いずれにしても花需要を 物日 に頼るだけではこの先の人口減を考えると厳しい。
彼岸でもダメ 新たな 花のある生活文化 の提案が必要ではないか。
いよいよTPP参加が具体化しつつある、何が正しいのか?何がだめになるのか?
いろんな人がいろんな考えを述べるが、どれもみな正しい意見のように思う。
今日の長崎の人のブログはhttp://blog.livedoor.jp/yamatomezaka/archives/24647033.html
強烈な現実を訴えている。
日本の農業が衰退していく理由はとても簡単だ。
農業をしやすいところは暮らしにくい。暮らしやすいところでは大規模農業には無理がある。
いくら軒下から畑で利便性が良くても、過疎化の波の中ではたしてこれからの若者が住んでくれるだろうか?
住宅地での農業は、農薬、、環境問題、、、、暖房機の騒音、、、無理なのだ。
「 ボイ山 一年 一町歩 」 一軒の家が一年に一町歩(100m四方)の雑木林があれば燃料と山菜と若干のケモノの肉が取れた。
山奥の方が住みやすい時代があった。山間地域ほど住みやすい時代があった。それは過去のもの。
条件の悪いところでは 園芸 が農業を救った。しかし、儲かった時代がどんどん過去になる。
突き詰める か いろいろやる か、、、活路は自分だけでしか見いだせない。
ひがんでもダメ 、、、、、
去年より10日遅れで畑の除雪を始めた。昨日1段目、今日2段目、明日もう1段、合計で2m50cm、その後に融雪促進剤を撒いて、、、、
いよいよ 雪下にんじん の出荷が始まる。
活路は自分だけでしか見いだせない、、、、ひがんでもダメ、、、、今日はボヤキでした。