ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

アメリカのゴルフ場

2009年02月23日 | むかしばなし
遼君、残念ながら予選落ちでしたね。
でも、アメリカデビューがリビエラなので大体予想通りでした。
リビエラCCってメジャーもやった難コースだ。
ここの試合、前の呼び名ははロスアンぜルスオープン、日産オープン。
日本のツアーがシーズン前なので日本選手も沢山スポンサー推薦で毎年参加する。
金子が3位になったり、伊沢がプレイオフまで残ったりとおなじみの試合だ。
しかしラフはポロに使う芝、つまり馬が走り回っても大丈夫なほど茎の強い芝を使用している。
グリーンはポアナが混ざっているそうなのでややこしいわけだ。
ポアナってのは「すずめのかたびら」のことで、つまり芝が株なわけだ。
ちなみに、十日町CC信濃8番はポアナが繁殖してベント芝と半混ぜ。
しかもくだりに順芽と来ている。とてもややこしいのだ。

こんなグリーンは経験と開き直りが要求される。
遼君も苦しんだろうな。(父と比較してはいけないが)

サンタモニカ海岸からすぐの高級住宅地にあるこのコース、バブル期には日本の大物政治家が陰のオーナーとうわさされた。
たしか金とか○とかが付く名前だったと思うが、、、
とにかく大変な高級メンバーコースだ。

最後にアメリカでゴルフをしたのはもう7年も前だ。
ペリカンヒル、パブリックだがとてもリッチなコースだ。
アメリカに赴任したサラリーマンが日本に帰るときに「最後はペリカンでプレイして帰ろう」と言うくらいの憧れのコースらしい。
アメリカでは高級になればなるほど自然の地形を生かした、いわば群馬のコースみたいなトリッキーなコースが多い。
奥方が打っているP3は、ティーの前からずっとバンカーで左はガケとブッシュだ。

アメリカの住宅開発はコミュニティー単位で行われる。
大きな用地の中央に学校や銀行などを配置し周辺に住宅を建ててコミュニティー(集落みたいなもの)として開発し分譲する。
公園やゴルフ場も作り、コース沿いの家は高いそうだ。
海沿いでコース沿いの高級住宅地はミリオン単位だそうな。
ペリカンヒルも海辺に出てみたり住宅の中を縫ってみたりといろいろのコース取りをしている。
複雑に配置したほどコース沿いの家は沢山建てられるわけだ。

一般の平地の住宅地の中のコースは日が暮れると散歩の人も入ってくる。
老人たちは日本のお年寄りが温泉に通うような感覚で昼間ゴルフをしている。

ゴルフを始めたのは平成元年の初夏、その年の冬、アメリカに住む姉夫婦のところに遊びに行った。

義兄にクラブを貸してもらい「バック9プレイ」に連れて行ってもらった。
いわゆる早朝プレイだが、普通にスタートしたゴルファーがハーフを回り終える間、先着順で10~18番を格安でやらせてくれるのだ。

夜明けと共にスタートしたらすぐに2人が入ってきた。
こちらではサラリーマンが軽くプレイしてから出勤する。
見知らぬ人同士が合流するなんてことは普通のことなのだ。

次の日からは、一人で外人 ( こちらが外人 ) に混ざってゴルフ特訓をすることになるのだ。  つづく。


来週、遼くんはアリゾナでの試合。
砂漠の中に緑のじゅうたんを敷いたようなコースになるが、こちらは傾斜のトリックがあるはず。
はたして活躍やいかに?

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