ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

真冬の牡丹

2023年01月05日 | むかしばなし

真冬ですが我が家はなんと牡丹が満開だ。

島根県から送られてきた正月咲きの牡丹。

真空パックの牡丹切り花を見た時も驚いたが正月咲きには度肝を抜かれた。

鉢植えのまま冷蔵処理した抑制栽培だ。

 

日本一の牡丹の産地、島根県大根島。

実は昔からかかわりのある間柄だ。

昭和45年、芍薬やスズラン、ナルコなど宿根草のネマトーダ対策として日本で2番目となる温湯消毒施設が当産地にできた。

そして、今も稼働している。

日本最初の施設は牡丹の産地である大根島だ。

昭和30年代から40年代、ボタンの継ぎ台である日本シャクヤク(和芍薬)の株を生産して納めていた歴史がある。

台木となる和芍は実生から育てて根がスーッと真っすぐに伸びたものに限られていた。

実生なのでいろんな品種ができてしまう。その中からの選抜品種も数多く世に出たものだ。

芍薬と牡丹は同じキンポウゲ科、花はよく似ている。英語ではどちらもピオニーだ。

芍薬は草本の宿根草だが牡丹は木だ。

なのに牡丹の苗は芍薬に接ぎ木するのだそうだ。

なので天敵は同じネマトーダだ。

そんな関係で温湯消毒施設ができたのだ、きっと視察に行ったのだろうな。

新しく出来た島根の親戚、新潟自慢のル・レクチェをお歳暮に送ったら牡丹が送られてきた。

きっと高かったろうなぁ、、、

 

昨日までの湿り気たっぷりのボタン雪と変わって今日からは粉雪。

作業場の屋根に続いたので早速のけました。

家の屋根も2回目の雪下ろし。

今日からさつま芋のネット販売開始したら思った数倍の注文量。

さすがに年越したので焼くと蜜がボタンボタンと垂れるほど。これは紅はるかです。

Qちゃん、今日は抜糸でした。

ボタンのようなマロ眉が特徴の黒柴、毛が生えてきて眉復活。

元気出てきました。

 

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