持田孝死刑囚ら3人の刑を執行(読売新聞) - goo ニュース
毒入りギョーザのニュースが大々的に取り扱われているので「軽い扱いの印象」でTVを見ていました。
鳩山法相が1日3名の死刑囚の執行を発表したそうです。
ニュースの論調は「鳩山法相が前回執行命令を出してから55日の短い間隔で(多分怪しからんとの意)」「国会開会中に(昔は開会中に死刑執行は無かったのであろうか?)」とか否定的語り口であった。
鳩山法相は「粛々と」と「事前に情報(死刑執行の)が漏れて遺憾」と事務的口調であった。
又安田弁護士(死刑廃止フォーラム代表?にして光市母子殺人事件の主任弁護士)は情報漏洩でなく「死刑執行関連者からの(死刑に耐え切れない已むに已まれぬ)内部告発」とやや身びいきな発言でした。
世の中には「汚れ仕事とそれを受け持つ人がいる」
「死刑執行命令」を出す「法相とそれを実施に移す機関はそれに当たるだろう」
法相に就任しても個人的理由で「死刑執行命令」を出さない人物がいる一方、犯罪は凶悪化し死刑囚は増える。年間には未決死刑囚が100人を越えたとか。
1法相あたり死刑3人みたいな仕来りを守っていては死刑囚は増えるばかり。
死刑の判決を出しながら執行が今日か明日かと何年も長期拘禁も残酷な気がする。
鳩山法相も「軽い犯罪には公園の掃除」見たいな事を考えないで「保釈の無い終身刑」とか「懲役50年」とかを提言されたらいかがであろうか。現行刑法の「死刑と無期懲役の間のいいかげんさ」が解消される。 長期的に機能すれば死刑廃止の方向に被害者感情を宥める効果が起きるかも知れない。
なんとも気の重いニュースでした。
読売新聞:
法務省は1日、東京、大阪、福岡の各拘置所で同日午前、殺人罪などで死刑が確定した持田孝死刑囚(65)ら3人の刑を執行したと発表した。
死刑執行は、昨年12月7日に3人が執行されて以来で、鳩山法相が就任してから2度目。前回の執行からわずか55日しか経過しておらず、後藤田正晴法相(当時)が1993年に死刑を再開して以降の15年間で、執行間隔としては最短となった。
同省は前回の執行時に初めて死刑囚の氏名公表に踏み切ったが、今回も同様に、氏名と執行場所、犯罪事実の概要を公表した。同省によると、この日の執行により、死刑確定者は107人から104人になった。
死刑が執行されたのは、持田死刑囚(東京拘置所)のほか、松原正彦死刑囚(63)(大阪拘置所)、名古 圭志 ( けいし ) 死刑囚(37)(福岡拘置所)。
持田死刑囚は89年12月、東京都江東区で女性会社員に対する婦女暴行傷害事件を起こし、懲役7年の判決が確定し、服役した。しかし、被害者が警察に届け出たことを逆恨みし、出所から2か月後の97年4月、帰宅した女性(当時44歳)を刺殺するなどした。被害者が1人だったことなどから1審は無期懲役としたが、2審は死刑とし、最高裁も支持した。
松原死刑囚は、窃盗罪で服役し、仮出所中の88年4月、徳島県山川町(現吉野川市)の菓子業者宅に侵入し、帰宅した主婦(当時61歳)を絞殺。同年6月にも愛知県刈谷市の会社員宅で、主婦(当時44歳)を絞殺するなどした。
名古死刑囚は2002年8月、鹿児島県伊仙町の兄の自宅で、兄の妻(当時40歳)と長女(同17歳)を包丁で刺して失血死させるなどした。
鳩山法相は1日、法務省で記者会見し、前回から2か月足らずの執行について、「犯罪の凶悪化が進んでいる。インターバルとかタイミングを考えるより、刑事訴訟法の要請に近づけたほうがいい。再審、恩赦など様々な事由を精査し、粛々と執行した」と説明した。(引用終わり)
毒入りギョーザのニュースが大々的に取り扱われているので「軽い扱いの印象」でTVを見ていました。
鳩山法相が1日3名の死刑囚の執行を発表したそうです。
ニュースの論調は「鳩山法相が前回執行命令を出してから55日の短い間隔で(多分怪しからんとの意)」「国会開会中に(昔は開会中に死刑執行は無かったのであろうか?)」とか否定的語り口であった。
鳩山法相は「粛々と」と「事前に情報(死刑執行の)が漏れて遺憾」と事務的口調であった。
又安田弁護士(死刑廃止フォーラム代表?にして光市母子殺人事件の主任弁護士)は情報漏洩でなく「死刑執行関連者からの(死刑に耐え切れない已むに已まれぬ)内部告発」とやや身びいきな発言でした。
世の中には「汚れ仕事とそれを受け持つ人がいる」
「死刑執行命令」を出す「法相とそれを実施に移す機関はそれに当たるだろう」
法相に就任しても個人的理由で「死刑執行命令」を出さない人物がいる一方、犯罪は凶悪化し死刑囚は増える。年間には未決死刑囚が100人を越えたとか。
1法相あたり死刑3人みたいな仕来りを守っていては死刑囚は増えるばかり。
死刑の判決を出しながら執行が今日か明日かと何年も長期拘禁も残酷な気がする。
鳩山法相も「軽い犯罪には公園の掃除」見たいな事を考えないで「保釈の無い終身刑」とか「懲役50年」とかを提言されたらいかがであろうか。現行刑法の「死刑と無期懲役の間のいいかげんさ」が解消される。 長期的に機能すれば死刑廃止の方向に被害者感情を宥める効果が起きるかも知れない。
なんとも気の重いニュースでした。
読売新聞:
法務省は1日、東京、大阪、福岡の各拘置所で同日午前、殺人罪などで死刑が確定した持田孝死刑囚(65)ら3人の刑を執行したと発表した。
死刑執行は、昨年12月7日に3人が執行されて以来で、鳩山法相が就任してから2度目。前回の執行からわずか55日しか経過しておらず、後藤田正晴法相(当時)が1993年に死刑を再開して以降の15年間で、執行間隔としては最短となった。
同省は前回の執行時に初めて死刑囚の氏名公表に踏み切ったが、今回も同様に、氏名と執行場所、犯罪事実の概要を公表した。同省によると、この日の執行により、死刑確定者は107人から104人になった。
死刑が執行されたのは、持田死刑囚(東京拘置所)のほか、松原正彦死刑囚(63)(大阪拘置所)、名古 圭志 ( けいし ) 死刑囚(37)(福岡拘置所)。
持田死刑囚は89年12月、東京都江東区で女性会社員に対する婦女暴行傷害事件を起こし、懲役7年の判決が確定し、服役した。しかし、被害者が警察に届け出たことを逆恨みし、出所から2か月後の97年4月、帰宅した女性(当時44歳)を刺殺するなどした。被害者が1人だったことなどから1審は無期懲役としたが、2審は死刑とし、最高裁も支持した。
松原死刑囚は、窃盗罪で服役し、仮出所中の88年4月、徳島県山川町(現吉野川市)の菓子業者宅に侵入し、帰宅した主婦(当時61歳)を絞殺。同年6月にも愛知県刈谷市の会社員宅で、主婦(当時44歳)を絞殺するなどした。
名古死刑囚は2002年8月、鹿児島県伊仙町の兄の自宅で、兄の妻(当時40歳)と長女(同17歳)を包丁で刺して失血死させるなどした。
鳩山法相は1日、法務省で記者会見し、前回から2か月足らずの執行について、「犯罪の凶悪化が進んでいる。インターバルとかタイミングを考えるより、刑事訴訟法の要請に近づけたほうがいい。再審、恩赦など様々な事由を精査し、粛々と執行した」と説明した。(引用終わり)