王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

JAL機 追突の危機 新千歳

2008-02-17 08:51:33 | 社会
滑走路に到着機いるのに離陸滑走開始 新千歳でJAL機(朝日新聞) - goo ニュース

報道によれば昨日午前10時半頃、新千歳空港でJALのジャンボ機(446人搭乗)が着陸許可を得ていないのに離陸を始めたそうだ。滑走路前方には直前に着陸したばかりのJAL機(126人搭乗)が移動中であった。
ジャンボ機の動きに気づいた管制官の制止で前方機の直前で停止したため事なきを得た。

これって「パイロットは処分ものだよな!」例えばセスナ機の様に小型でパイロットが一人なら聞き間違えは有るかもしれない。
でもジャンボジェット機となれば正副二人のパイロットが乗っているはずだよ。
副パイロットは何をしていたのであろうか?

爺は「許可無く離陸」を聞いた時からジャンボ機側に離陸を急ぐ気分があったのでないかと思った。果たして当日は雪のため除雪に手間取り機は50分遅れの離陸待ちであった。「管制官」は離陸に備え滑走路で待機と指示を出した。
それを受けてジャンボ機の正副パイロットは離陸許可が出たと聞いてしまったのであろう。空耳よりは良いけれど離陸ばかりが気に掛かり離陸待機と理解できなかったのであろう。
この後始末で乗客は5時間遅れで後続機に乗り換えたそうである。

うわの空症候群(爺が勝手に付けた)とは恐ろしい事だ。
事故調査委から係官が3人派遣されたから追って事実がわかる。


朝日新聞:
16日午前10時30分ごろ、北海道の新千歳空港で、羽田行きの日本航空(JAL)502便(乗員乗客446人、B747型機)が、関西空港から着陸したばかりのJAL2503便(同126人、MD90型機)が滑走路前方にいたにもかかわらず、管制官の許可なく滑走を始めた。空港の管制官から停止を命じられ、前方機の手前で止まった。けが人はなかったが、あわや追突する重大事態だとして、国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は調査官3人を現地に派遣した。

 国交省やJAL、管制を担当する航空自衛隊千歳管制隊によると、管制官は、先着した2503便が滑走路から誘導路に出るのを待つ必要があるため、502便には滑走路に入って待機し、離陸に備えるよう指示。だが502便は離陸許可が出たと思い、滑走を開始。管制官はレーダーで動き出したことを感知し、離陸の停止を命じた。(以下省略)
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