王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

首相後継 野田財務相?!

2011-06-09 06:51:33 | 東日本大震災
首相後継、野田財務相が軸 民主代表選に擁立へ(朝日新聞) - goo ニュース

今朝9日のウェブニュースで菅後継についての記事を見つけました。
どうやら野田佳彦財務相が消去法で浮かんできたようです。

あわてて野田氏のHPを覗きましたが氏は千葉4区の選出で早稲田大学政経学部出身、卒業間もなく松下政経塾の一期生だそうです。
財務大臣の仕事はそつなくこなしているようです。言い換えれば「官僚の言いなり」とか「政治主導」の発想に欠けるかも知れません。当人はHPで「政治主導」を訴えていますから「目下猫を被っていて充電中」である事を期待します。

菅首相は当面辞任の色を見せていないそうですし、仙石氏や枝野氏はそれぞれの思いとルートではや連立とかそれに近い物を自公やその他の小党に打診しているとか?!
一方自民党や公明党の幹部は連立の前にまず菅首相の辞任を訴えている様で何が本当なのかも良く分かりません。

今国民が特に被災地の皆さんが政府に期待している事は「政党の勢力争いを見せられる事でなく政党の枠を越えて復旧・復興計画を進めてくれ!」です。
もし野田氏が菅後継に決まるのであれば「民主党の分裂の恐れず自民党その他の一部と合同して新党を作る」位の構想で難局に取り組んで欲しいものです。
でも消去法で選ばれるリーダーは余り活躍しないのですよね。出来れば大抜擢でこんな人材がいたのか!なんて驚く様な若い人が良いのですが。
でも野田佳彦氏が「大化けする」事に希望をつないで置きましょう。
野田氏の話も事が煮詰まる前のあぶくの一つかも知れません。
まだまだ見守る必要がありそうです。


朝日新聞:
民主党の岡田克也幹事長や仙谷由人代表代行、枝野幸男官房長官ら菅政権の中枢幹部は菅直人首相の後継について、野田佳彦財務相(54)を軸に調整に入った。後継首相を事実上決める党代表選に擁立する方針だ。第2次補正予算案や特例公債法案の成立のため、野田財務相なら野党の理解を得やすいと判断。野田氏は前向きとみられ、有力候補に浮上した。

 菅首相の辞任表明を受けて岡田、仙谷、枝野各氏や安住淳国会対策委員長らは8日までに「ポスト菅」について会談を重ねた。岡田、仙谷、枝野各氏は代表選に立候補しないことを確認したうえ、野田氏が新代表に最適任との認識で一致した。

 仙谷氏らはこれを踏まえて自民、公明両党などに対し、菅首相辞任後の協力要請を始めた。首相が月内に退陣表明することを念頭に7月上旬にも代表選を行う日程も大筋合意した。

 財務相である野田氏が浮上した背景には、震災復興に充てる2次補正の編成を控え、政策の継続性を重視する点がある。菅政権と対立してきた小沢一郎元代表のグループで、野田氏への拒否感が比較的小さいことも理由だ。小沢氏は最近、「過去の言動や振る舞いにとらわれない」と「脱小沢」系候補も支持する可能性に言及。野田氏は小沢氏の「政治とカネ」を巡る処分に関与しておらず、小沢グループ内で野田氏を容認する議員も出始めている。 (引用終わり)

コメント
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