王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

スパコン 「京」 世界一奪取

2011-06-21 09:15:37 | 社会
日本勢、意地の世界一奪還…スパコン「京」(読売新聞) - goo ニュース

事業仕分けで蓮舫議員の「2番では駄目なんでしょうか?」の仕分けセリフですっかり有名になった日本のスーパーコンピューターですが昨日20日ドイツの国際会議で「京(けい)」が世界一の計算能力と認定されたようです。

09年秋の事業仕分けのセリフで有名になり「開発凍結」と仕分けられましたがその後復活となったそうです。
一時はノーベル賞受賞者を集めて抗議の会見をしてましたよね。
浜爺は蓮舫議員を擁護する義理は無いのですがその時に思いました。
あの事業仕分けは「限られた予算を有効に使うため優先順位をつける事」と「予算配分のために省庁の関連法人の関与とそこへの天下りを抉る事」だった筈ですが「世界一でなければいけないのか?」とそれに続くセリフが先行して失笑を買ってしまいました。
その後の蓮舫先生の発言を聞いていても「物の見方が単純で説明に工夫が無いのですね。事の本質をズバリ指摘出来ません」

06年から開発が始まり総事業費は1120億円だそうです。
一度付いた予算は無くならない。そして「京」に対し米国が巻き返しを図っているそうですからもう止まりませんね。スパコンを推進するなら何か他を止めねばいけません。

一般会計と特別会計をあわせた国家予算の無駄を削減する事は絶対必要なことで「東日本大震災」と「福島原発事故」の後では待った無しの状況です。
残念ながら菅政権は「社会保障と税の一体改革」と称して消費税の10%への増税を言い出しました。
「辞任を強く求められる首相の下でこの様な重要な決定をしてはいけません」

それにしても民主党の先生方は「口先だけで腹の据わった資質に欠けて見えます」
しっかりして下さいね。 お願いします。


写真:スパコン京(時事通信)

読売新聞:
【ハンブルク(ドイツ北部)=三好範英】当地で開催中のスーパーコンピューター(スパコン)の国際会議で20日、計算速度を競う世界ランキング「TOP500」が発表され、理化学研究所と富士通が神戸市内で共同開発中の「 京 ( けい ) 」が、1秒当たり8162兆回の計算能力を示して第1位となった。

 日本のスパコンが首位に立ったのは、2004年6月の「地球シミュレータ」(NEC製)以来、7年ぶり。

 「京」は、総予算約1120億円の国家プロジェクト。09年秋の事業仕分けで、いったんは事実上の凍結判定を下されたが、復活した。

 800台以上のコンピューターのラックをつなぎ、12年6月までに毎秒1京(1兆の1万倍)回の計算達成を目指す。現時点では672台のラックで構成。前回、中国勢として初の1位になった「天河1A」を大きく引き離した。(引用終わり)

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