「生活保護費きちんと返したい」河本準一さん(読売新聞) - goo ニュース
昨日25日昼TVを付けると丁度お笑いコンビ「次長課長」の河本さんが母親の年金問題で釈明の会見(ライブでは無い)をしてる場面が映りました。
この話うろ覚えですが週刊誌が「3千万円?の年収なのに母親が生活保護」と報じて知りました。それを受けたのかその前からなのか自民党の片山先生と世耕先生が「不正受給の疑い」と結構強い口調でこの例を非難した居ました。
それかどうかこの会見の数日前には吉本興業の担当者と弁護士が片山先生を訪ね「もう生活保護は受けていない」と報告していました。
さてこの会見では何が見えたのでしょうか?
その1:十数年前に母親が病気で失業し生活保護を受けた。
その2:河本さんはその頃から年収は低く母親を養える状態ではなかった。
その3:やがて河本さんはブレイクし年収3千万とか5千万円を得るようになった。この間は(岡山の)生保の窓口と話しをして母親への援助を増やしてきた。そこで生保を不正受給の認識はなかった。
その4:高額の年収を得ても来年の保障は無いので母親を(生保なしで)扶養する考えは無かった。
その5:でも以上の事は滅茶苦茶甘い考えと判ったので(しかるべき期間の生保で受けた)金を返したい。
と述べ謝っていました。
「不正受給」と言いながらその行為の主体は河本氏の母親(60歳代か?)で河本氏は直近の親族で母親を扶養するに足る年収が有るのに生保の精度にただ乗りしていた点が責められるなら責められる所でしょう。程度の差はあれ他にも沢山有りそうな事案です。
河本氏は世間の常識に頬被りするには社会的名声?があり、吉本も傘下芸人の不祥事は避けたい所でしょう。
4月から母親は生保を辞退、河本氏は母親が受けた生保の数年分を返還する意向でまあその辺は落とし所でしょうね。
問題は生保を受けると現行年金月額5-6万円をはるかに超える金(家族構成によるが10万円以上その他住宅手当、医療費免除等)を手にする制度そのものが自立、自助の精神を歪めます。
最低年金月額7万円と比べても遥かに高額の様です。
早速厚労相は「生保の引き下げ」とか言い出しました。官僚的発想ですな! 本来は年金の最低限度引き揚げとの兼ね合いで考える問題ですが
消費税増税頼みの社会保証と税の一体改革ではとても無理でしょう。
この生保制度を09年まで担って来た自公とその後の民主党も総選挙で国民の審判を仰がなければいけない対立軸の一つでしょう。
生保適用者210万人弱を好景気で救済する政党は何処でしょうね?
確り見守りましょう。
写真:会見での河本氏
読売新聞:
お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さん(37)が25日、母親の生活保護受給が批判を浴びていることについて東京都内で記者会見を開き、「自分の考えが甘かった。お世話になった分のお金をきちんとお返ししたい」と釈明し、これまでに受給した保護費の一部を返す意向を示した。
河本さんによると、母親は病気で働けなくなり、14~15年くらい前に生活保護を受けるようになった。河本さんはその後、芸能人として有名になり収入も増えた。この5、6年間は援助しているが生活費の一部にとどまり、最近まで受給が続いていたといい、この期間の保護費を返すという。
この問題を巡っては、野党議員がブログで「不正受給の疑いがある」と指摘。今月16日には所属会社のよしもとクリエイティブ・エージェンシーが「支給は河本が無名時代に開始されたもの。不正受給のそしりを受けるような違法行為は存在しない」との文書を発表していた。
厚生労働省によると、生活保護の受給申請があった際、申請者の親族には生活援助が可能かどうかを確認する「扶養照会」が行われる。民法では、親子など血縁が近い親族は互いに扶養の義務を負うと規定されているが、照会を受けた親族が扶養を拒否することは可能で、この場合、申請者の生活が困窮し、保護が必要な差し迫った状況にあるかどうかで受給の可否が判断される。
(引用終わり)
昨日25日昼TVを付けると丁度お笑いコンビ「次長課長」の河本さんが母親の年金問題で釈明の会見(ライブでは無い)をしてる場面が映りました。
この話うろ覚えですが週刊誌が「3千万円?の年収なのに母親が生活保護」と報じて知りました。それを受けたのかその前からなのか自民党の片山先生と世耕先生が「不正受給の疑い」と結構強い口調でこの例を非難した居ました。
それかどうかこの会見の数日前には吉本興業の担当者と弁護士が片山先生を訪ね「もう生活保護は受けていない」と報告していました。
さてこの会見では何が見えたのでしょうか?
その1:十数年前に母親が病気で失業し生活保護を受けた。
その2:河本さんはその頃から年収は低く母親を養える状態ではなかった。
その3:やがて河本さんはブレイクし年収3千万とか5千万円を得るようになった。この間は(岡山の)生保の窓口と話しをして母親への援助を増やしてきた。そこで生保を不正受給の認識はなかった。
その4:高額の年収を得ても来年の保障は無いので母親を(生保なしで)扶養する考えは無かった。
その5:でも以上の事は滅茶苦茶甘い考えと判ったので(しかるべき期間の生保で受けた)金を返したい。
と述べ謝っていました。
「不正受給」と言いながらその行為の主体は河本氏の母親(60歳代か?)で河本氏は直近の親族で母親を扶養するに足る年収が有るのに生保の精度にただ乗りしていた点が責められるなら責められる所でしょう。程度の差はあれ他にも沢山有りそうな事案です。
河本氏は世間の常識に頬被りするには社会的名声?があり、吉本も傘下芸人の不祥事は避けたい所でしょう。
4月から母親は生保を辞退、河本氏は母親が受けた生保の数年分を返還する意向でまあその辺は落とし所でしょうね。
問題は生保を受けると現行年金月額5-6万円をはるかに超える金(家族構成によるが10万円以上その他住宅手当、医療費免除等)を手にする制度そのものが自立、自助の精神を歪めます。
最低年金月額7万円と比べても遥かに高額の様です。
早速厚労相は「生保の引き下げ」とか言い出しました。官僚的発想ですな! 本来は年金の最低限度引き揚げとの兼ね合いで考える問題ですが
消費税増税頼みの社会保証と税の一体改革ではとても無理でしょう。
この生保制度を09年まで担って来た自公とその後の民主党も総選挙で国民の審判を仰がなければいけない対立軸の一つでしょう。
生保適用者210万人弱を好景気で救済する政党は何処でしょうね?
確り見守りましょう。
写真:会見での河本氏
読売新聞:
お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さん(37)が25日、母親の生活保護受給が批判を浴びていることについて東京都内で記者会見を開き、「自分の考えが甘かった。お世話になった分のお金をきちんとお返ししたい」と釈明し、これまでに受給した保護費の一部を返す意向を示した。
河本さんによると、母親は病気で働けなくなり、14~15年くらい前に生活保護を受けるようになった。河本さんはその後、芸能人として有名になり収入も増えた。この5、6年間は援助しているが生活費の一部にとどまり、最近まで受給が続いていたといい、この期間の保護費を返すという。
この問題を巡っては、野党議員がブログで「不正受給の疑いがある」と指摘。今月16日には所属会社のよしもとクリエイティブ・エージェンシーが「支給は河本が無名時代に開始されたもの。不正受給のそしりを受けるような違法行為は存在しない」との文書を発表していた。
厚生労働省によると、生活保護の受給申請があった際、申請者の親族には生活援助が可能かどうかを確認する「扶養照会」が行われる。民法では、親子など血縁が近い親族は互いに扶養の義務を負うと規定されているが、照会を受けた親族が扶養を拒否することは可能で、この場合、申請者の生活が困窮し、保護が必要な差し迫った状況にあるかどうかで受給の可否が判断される。
(引用終わり)