指定弁護士 「小沢氏無罪」 に控訴！

「小沢元代表無罪」に控訴、指定弁護士が決定(読売新聞) - goo ニュース

昨日９日検察役の指定弁護士が「小沢元代表の無罪判決」に関して控訴する事を決めて午後記者会見で「それぞれが直前まで悩みながら３人一致」し控訴する事を決めたと話していました。
玄人筋は「控訴無し」の見通しを語っていました。７日に浜爺が輿石幹事長の判断について感じた事も「小沢氏無罪ありき！」の政治判断だったのでしょうから民主党もその中の小沢派も鳩山元首相もシナリオの書き換えが必要でしょうね。
党内は勿論、野党からの追及は厳しさを増しそうです。

浜爺が感じ前原政調会長（にして珍しくまともな）も言った様に指定弁護士が「控訴しない事」を確認してから「小沢氏の党員資格解除」を議論するのが論理的結論なのですが諸般の事情で急いだわけですよね。
浜爺は「国策捜査」とも「汚沢と罵る」事にも組しません。
この窮地に政治家としてどう乗り越えるかに興味が有ります。
「控訴決定」で今秋の代表選に立候補するのは難しそうです。またチルドレンを率いて新党立ち上げも色あせて見えます。
推定無罪だったかもしれませんが「控訴決定」で風評被害で売れなくなった野菜や魚を扱う方に似ています。

今朝もＴＶニュースが小沢派と目される人の映像とコメントを見ますが次の一手が見えません。
浜爺ならどうするか！？
此処はもう小沢氏は「わが身わが名で政治家として立つ事は断念」し自分が養ってきた仲間の中から後継者を決めて彼に金と権力を与えるしかないと思います。
日本語なら「同志」英語ならconfidantでしょうかね？　海江田氏が党首戦に立候補した時その片鱗が見えました。
この線を追及して「小沢の二人羽織」と言われる状態を秋の党首戦に作る事がポイントでしょう。
さあどうなりますか？
小沢氏の「説明責任」を求めて国会はもめ続けるでしょう！
この騒動で「消費税率上げ」案が流れ衆院総選挙につながれば「政治家として最後のご奉公」は実を結ぶと思うのですが。
しっかり見守りましょう。


写真：９日朝事務所に向かう小沢氏

読売新聞：
小沢一郎民主党元代表（６９）が政治資金規正法違反（虚偽記入）に問われた陸山会事件で、検察官役の指定弁護士は９日、元代表を無罪（求刑・禁錮３年）とした東京地裁判決を不服として、東京高裁に控訴することを決めた。

　同日午後に記者会見し、その後、控訴手続きに入る。民主党は元代表の党員資格停止処分を１０日付で解除することを決めたが、元代表は今後も刑事被告人の立場が続くことになる。

　４月２６日の地裁判決は、土地購入のため元代表が陸山会に現金４億円を貸し付けたことを隠すため、同会元事務担当者・石川知裕衆院議員（３８）（１審有罪、控訴）らが政治資金収支報告書に虚偽記入したと認定。元代表も４億円の不記載などについて石川被告らから報告を受け、了承していたとした。しかし、元代表は違法な記載とまでは認識していなかった可能性があるとして、石川被告らとの共謀を否定した。

　これに対し、指定弁護士の３人は判決内容を慎重に検討した結果、地裁の認定に重大な事実誤認があるとの結論に至った。現時点の手持ち証拠や今後の補充捜査により、控訴審で無罪を覆す余地は十分にあると判断したとみられる。
（引用終わり）