民主党 小沢氏処分解除を決定！

小沢氏の党員資格停止処分、８日に解除決定(朝日新聞) - goo ニュース

強制起訴で地裁の無罪判決を受けた小沢元代表ですが検察側が控訴するかどうかに期限が９日だかだったと思います。
それに対し民主党の常任幹事会が８日でその時に小沢氏の「処分解除」を決定するだろうとの見方がありました。
浜爺は「控訴断念する前に決めるのは急ぎすぎでないの？　処分を解除してそのあと控訴が決まったら」どうなるの？」なんてうぶな疑問を持っていました。

ところが昨日７日民主党は役員会を開き「小沢氏の処分解除を輿石幹事長一任」を決めたそうです。「処分解除」を提案したのが輿石氏ですから今日８日の常任幹事会では「処分解除」が正式決定されるのでしょう。
役員会の中では前原政調会長は「控訴を見極めてから」と反対論もあったようですが輿石氏は「裁判が終わる時期が予見できない」とまで文章に記して説明したそうですから「控訴を見極めて仮に来月の幹事会での決定」では初版の準備に時間が足りないとの深慮遠謀が働いていたのでしょう！！

野党としては控訴の行方を見極める他、国会での小沢氏に説明責任を求める事になるでしょうね。
２閣僚の罷免、小沢氏の国会での説明責任をタネに消費税増税の審議はごたつくでしょう。
小沢氏の復権で「消費税増税」法案がつぶれ財政再建の本格議論のできる政権ができたら小沢氏は「政治家として（国民に）最後のご奉公」になりますよ。期待しています。

それはそれで今年度の赤字国債発行の為の特例法が成立していないのです。
これも駆け引きのネタの一つですね。
経済三流　政治も三流の国になりかけていて心配です。


朝日新聞：

民主党の輿石東幹事長は７日の役員会で、無罪判決を受けた小沢一郎元代表に対する党員資格停止処分を解除することを提案し、了承された。８日の常任幹事会で正式決定する。小沢氏は強制起訴を受けた昨年２月の処分以来、１年３カ月ぶりに党員資格を回復し、代表選への立候補や投票権を得る。

　輿石氏は役員会に先立ち、首相官邸で野田佳彦首相と会談し、解除手続きに入る方針を伝えた。小沢氏の処分は「判決確定まで」となっていたが、輿石氏は役員会で「裁判が終わるという時期が予見できない」などとする文書を配って説明した。役員会後の記者会見では、指定弁護士が控訴した場合でも処分を解除する考えを強調した。

　これに対し、前原誠司政調会長は「日本は三審制だ」などとして、指定弁護士が１０日の期限までに控訴するかを見極めてから判断すべきだと主張。平岡秀夫総務委員長も「（小沢氏は）説明責任を果たすべきだ」と指摘したが、輿石氏一任で決着した。常任幹事会は小沢氏に距離を置く議員も多いが、役員会が了承したことで、最終的に処分解除が決まる見通しだ。
（引用終わり）