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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

米英仏、 シリア攻撃態勢整う!?

2013-08-30 07:28:21 | 外交
米英仏、シリア攻撃態勢整う…各国に慎重論も(読売新聞) - goo ニュース

シリアが内戦模様になって長い月日が経ちました。
今月になって「政府軍が反政府側の人々にサリンガスを使ったと非難する米国の声が大きくなりました」
オバマ大統領は28日「政権側の化学兵器使用を阻止する必要がある」と言い出しました。
国連安保理事会では「シリア政権をケツ持ちするロシアの了解を得られるわけは有りませんから国連軍による阻止は無理です」
従って急ぐなら米国単独か英国を誘うかはイラク侵攻と同じ行動パターンです。仏の名前も出て来るのはこの地域には仏の利権が深く関わっているからです。
さてロシアのケツ持ちするシリアに米軍(英と仏も)はどうやって侵攻するのでしょう?
一説では空爆を行うとありますが、空爆だけでは地上勢力を一掃できないのは最近の軍事常識です。
アフガンで未だに出口の見えない米軍或いは連合軍ですがこの上もう一つの戦争を行う実力が有ると思えません。
表に出ている話の裏で「よほど旨い話がないと出来る話でありませんよ」
英国は乗り気でなくなったとの話もありますがよく分かりません。
安倍首相はすでに「米国への支持を表明しました」
眉に唾つけて確り事の真偽を見守る必要が有るのですがね。
さてどうなるでしょう?


読売新聞:
【ロンドン=佐藤昌宏、パリ=三井美奈】シリアによる化学兵器使用疑惑で、英仏両国は29日、周辺地域への兵力派遣など対シリア武力行使の準備を本格化させた。

 オバマ米大統領も28日、アサド政権の化学兵器使用を「阻止する必要がある」と言明した。国連安全保障理事会の常任理事国5か国による28日の協議が物別れとなったのを受け、「有志連合」による軍事作戦に向け動き始めたものだが、各国では慎重論も浮上、政治プロセスに時間がかかる可能性も出ている。

 英国防省は29日、最新鋭戦闘機ユーロファイター6機を地中海の島国キプロスにある英空軍基地に派遣したと発表した。この基地は、シリアから最も近い英軍基地で、同省は「中東地域の緊張が高まる中、英軍基地などを保護する予防的な措置」と説明している。

 仏誌ルポワン(電子版)は同日、仏政府が地中海のトゥーロン軍港に停泊する防空フリゲート艦シュバリエ・ポールのシリア沖への派遣を決めたと報じた。米英の艦隊に合流し、シリア軍による攻撃に備えるという。ルドリアン国防相は29日、記者団に対し、「大統領が決定したら、軍は応じる用意がある」と述べた。

 米軍も既に「(軍事行動の)準備はできている」(ヘーゲル国防長官)状態で、軍事的には米英仏の攻撃態勢はほぼ整った模様だ。
(引用終わり)
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