堺市長選、維新敗れる=都構想参加に「ノー」―現職竹山氏が再選(時事通信) - goo ニュース
昨日夜8時NHKの「八重の桜」のタイトルが流れて間も無く「堺市市長選 竹山氏当選確実!」が画面上部にテロップで流れました。
投票所閉鎖の直後ですから「秒殺」でしょう。
8時45分のニュースでは投票後の窓口調査で当確と判断と説明していました。
投票率 50.69%と前回の43.93%を上回っていますが何だか堺市民の反応は冷めている様に見えます。
別紙で得票数をみると:
竹山氏 198,931票
西林氏 140,569票
ですから 余裕の勝利と言えそうです。まあ秒殺も致し方無い所なのでしょう。
関東から新聞報道で眺めているだけですから現地にどんな因縁が渦巻いているのか判りません。
橋下大阪市長率いる日本維新の会の西林候補が勝って「大阪都構想がより広域になるのか」現職竹山氏の「堺は一つ」が市民の支持を受けるかと見てました。
各紙が論評している様に「広域の大阪都構想にひびが入った」訳ですが、同時に維新の会の地域での元主張が否定されたわけですから橋下氏の国政における影響力が陰る事は避けられないでしょうね。
もっとも橋下氏と松井氏も維新の会の役職を辞職する気はないそうです。
さて堺市ですが人口が84万人程なんですね。鳥取県の56万人より多いですが堺市としての安定性は如何なんでしょう?
信長や秀吉の頃の西洋への輸出入港を抱え自治を謳歌していた頃とだいぶ違う気がします。
どちらの言い分が正しいのでしょうね?!
1期4年ほどの期間を見ると広域構想が正しいのか人口90万人以下でも自立が正しいのか何かが見えてきそうです。
当面は静観でしょうかね
写真:万歳する竹山氏
時事通信:
任期満了に伴う堺市長選は29日投開票され、無所属現職の竹山修身氏(63)=自民支持、民主推薦=が、地域政党「大阪維新の会」公認の新人で元堺市議の西林克敏氏(43)を破り、再選を果たした。最大の争点だった「大阪都」構想への堺市の参加の是非については「ノー」が突き付けられた形だ。維新の公認候補が知事選、政令市長選で敗れるのは初めて。投票率は50.69%と、前回(43.93%)を上回った。
維新にとっては、党設立のきっかけとなった政策を地元大阪で否定されたことになり、日本維新の会の国政での影響力や、同党共同代表の橋下徹大阪市長の求心力低下につながるのは必至だ。また、来秋に予定される大阪市での住民投票にも影響が出るとみられる。
橋下氏は同日夜、松井一郎大阪府知事(日本維新幹事長)と共に、堺市内で記者会見し、「都構想で堺がなくなるわけではないと伝えることが、正直不足していた」と述べた。また、敗北の責任を取って、自身と松井氏が、日本維新、大阪維新の役職を辞する考えはないことを明らかにした。
都構想による堺市の特別区への分割に反対する竹山氏は「堺は一つ。堺はなくさない」と主張。今年2月に早々に出馬を表明して以来、駅前での演説や市民向けのミニ集会などを重ね、支持拡大を図った。選挙戦では自民、民主両党に加え、共産党、社民党の自主的な支援も受けて、幅広い層に浸透した。
一方、西林氏は「今こそ堺で大改革をしなければならない。(府と政令市を統合し)ワン大阪で堺を元気にしていく」と強調。橋下氏が連日堺入りして支持を呼び掛けたほか、所属の国会議員や府内選出の地方議員を総動員して臨んだが、及ばなかった。
(引用終わり)
昨日夜8時NHKの「八重の桜」のタイトルが流れて間も無く「堺市市長選 竹山氏当選確実!」が画面上部にテロップで流れました。
投票所閉鎖の直後ですから「秒殺」でしょう。
8時45分のニュースでは投票後の窓口調査で当確と判断と説明していました。
投票率 50.69%と前回の43.93%を上回っていますが何だか堺市民の反応は冷めている様に見えます。
別紙で得票数をみると:
竹山氏 198,931票
西林氏 140,569票
ですから 余裕の勝利と言えそうです。まあ秒殺も致し方無い所なのでしょう。
関東から新聞報道で眺めているだけですから現地にどんな因縁が渦巻いているのか判りません。
橋下大阪市長率いる日本維新の会の西林候補が勝って「大阪都構想がより広域になるのか」現職竹山氏の「堺は一つ」が市民の支持を受けるかと見てました。
各紙が論評している様に「広域の大阪都構想にひびが入った」訳ですが、同時に維新の会の地域での元主張が否定されたわけですから橋下氏の国政における影響力が陰る事は避けられないでしょうね。
もっとも橋下氏と松井氏も維新の会の役職を辞職する気はないそうです。
さて堺市ですが人口が84万人程なんですね。鳥取県の56万人より多いですが堺市としての安定性は如何なんでしょう?
信長や秀吉の頃の西洋への輸出入港を抱え自治を謳歌していた頃とだいぶ違う気がします。
どちらの言い分が正しいのでしょうね?!
1期4年ほどの期間を見ると広域構想が正しいのか人口90万人以下でも自立が正しいのか何かが見えてきそうです。
当面は静観でしょうかね
写真:万歳する竹山氏
時事通信:
任期満了に伴う堺市長選は29日投開票され、無所属現職の竹山修身氏(63)=自民支持、民主推薦=が、地域政党「大阪維新の会」公認の新人で元堺市議の西林克敏氏(43)を破り、再選を果たした。最大の争点だった「大阪都」構想への堺市の参加の是非については「ノー」が突き付けられた形だ。維新の公認候補が知事選、政令市長選で敗れるのは初めて。投票率は50.69%と、前回(43.93%)を上回った。
維新にとっては、党設立のきっかけとなった政策を地元大阪で否定されたことになり、日本維新の会の国政での影響力や、同党共同代表の橋下徹大阪市長の求心力低下につながるのは必至だ。また、来秋に予定される大阪市での住民投票にも影響が出るとみられる。
橋下氏は同日夜、松井一郎大阪府知事(日本維新幹事長)と共に、堺市内で記者会見し、「都構想で堺がなくなるわけではないと伝えることが、正直不足していた」と述べた。また、敗北の責任を取って、自身と松井氏が、日本維新、大阪維新の役職を辞する考えはないことを明らかにした。
都構想による堺市の特別区への分割に反対する竹山氏は「堺は一つ。堺はなくさない」と主張。今年2月に早々に出馬を表明して以来、駅前での演説や市民向けのミニ集会などを重ね、支持拡大を図った。選挙戦では自民、民主両党に加え、共産党、社民党の自主的な支援も受けて、幅広い層に浸透した。
一方、西林氏は「今こそ堺で大改革をしなければならない。(府と政令市を統合し)ワン大阪で堺を元気にしていく」と強調。橋下氏が連日堺入りして支持を呼び掛けたほか、所属の国会議員や府内選出の地方議員を総動員して臨んだが、及ばなかった。
(引用終わり)