王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

北京 おもてなし 無し!!

2013-10-19 08:40:58 | 中国関連
今週の月から水曜日まで駆け足で北京に用足しに行ってきました。
円安に加えて石油の値上がりが有りサーチャジがそのままですからパック旅行も高いのですよね。

今回は格安航空券と個人でインターネット予約したホテルの組み合わせで北京空港とホテルの間は自分一人で移動しました。
さて格安航空券はHISで中国国際航空のチケットを予約。実に簡単にすみました。
但しこれがANAとの共同運航だったのです。そんな事知らなかったのでANAのマイレージカードを空港に持って行きませんでした。
帰国後追加の手続き中でひと手間余分になりました。
昔は共同運航と言えば日本人のCAが一人くらいいて日本語のアナウンスをしてくれたものですが往復とも中国語と英語のみ。
近頃CAの質が落ちてきたと思うのはこの人たちの英語が酷い早口で下手なものですからマザータングが英語でない浜爺には英語っぽい中国語にしか聞こえないんですよ。それと似た現象は成田空港のグランドサービスの日本人の英語も同様で早口で英語っぽい日本語にしか聞こえません。広い空間で質の悪いスピーカーを使っているせいでしょう。物的人的両面での質の低下を感じさせます。

まあそれでも何とか往復できましたけど。オリンピック前と思いましたがANAとの共同運航便に乗れた時は座席の前にTVやビデオスクリーンが付いた機体でしたが今回は3列くらい前に天井からスクリーンが下りてくる古ーいタイプで老眼の浜爺には映画の吹き出しを読み取る事が出来ませんでした。
尖閣問題以降日本人の観光客が減って機体も古くて小さい物で間に合ってしまうのでしょう。

ホテルは故宮の東南にくっついた所にあり王府井の繁華街にも近い(朝散歩しましたがね)場所で北京飯店にもワンブロックでした。
北京飯店と言えどもラッフルズホテルの資本下なのか経営指導なのか? 隣の新館はラッフルズの名前が静かについていました。

さて今回はホテルの場所が良く「やらずぼったくり精神の横溢」とインフレのせいで物凄く物価があがっていたのが印象的でした。
15年前牛肉麺のおいしいのが2元で食べられました。 1元=15円で 30円位 今週朝 15元で親指ほどの骨付き牛肉が三欠けら入って15元 1元=16円で 240円 うどんはまずいしつゆもうまみが有りません。 単純計算で8倍です。
煎餅が2元が6元位になっていました。庶民レベルでこれです。
北京市内では億ションが不動産投機に利用され理財商品のやばさと共にバブルの弾ける警告が出されていますが、現地に1-2日いただけですが商道地に落ち危うさを感じたものでした。

中国でバブルがはじけると中国向け日米欧の」輸出は激減し現地生産している製品も売れなくなり外資の引き上げとなると(日本と違って)保有米国債を売るでしょうね。ドルが安くなりそうです。
来年4月前にバブルが破裂すれば消費税率8%は一寸まて!! でしょうが消費税値上げ後、弾ければ日本国貧乏人は泣き面に蜂となりそうです。
しっかり見守りましょうね。


写真:北京飯店
コメント
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