王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「しらせ」離礁 ! 帰国の途に

2014-02-19 07:54:20 | 海外
「しらせ」、暗礁から離脱=南極・昭和基地東方沖(時事通信) - goo ニュース

昨日18日南極観測船「しらせ」が離礁(座礁から離脱)出来たそうです。
良かった良かった!!

実は16日から座礁していたのですがソチ五輪報道の陰で余り騒ぎのもなっていなかった様です。

実はこのニュースを読んだとたん随分昔の事を思い出したのです。
冬で今頃、多分浜爺が中学生の頃だと思います。
南極観測船「宗谷」が昭和基地を離岸後氷に閉じ込められ一週間以上脱出に悪戦苦闘したのです。
当時の政治的背景が有ったと思うのですがソ連の砕氷船「オビ号」と米国の「グレーシャー号」とが救出合戦みたいになった気がしますが「オビ号」が薄氷を切り裂くように「宗谷」を閉じ込めた氷を割り救出に成功したのでした。
そこで大型砕氷船の導入が検討され今ではしらせも2代目です。
もし氷に閉じ込められたのなら性能上恥ずかしい事になるところでした。
しかし今回は座礁ですから運用面では適切だったのでしょうか?
一流海軍国の軍艦が(しらせは海自の軍艦です)座礁とは一寸いただけないんですよね。

二重底構造のため海洋汚染の心配はなかったそうです。
まずは一路日本に帰国し原因究明と修理が待たれます。
頑張って下さい。


写真:2代目しらせ

時事通信:
文部科学省は18日、南極観測船(海上自衛隊砕氷艦)「しらせ」(1万2650トン)が18日午後1時20分前(日本時間)に暗礁から離脱できたと発表した。しらせは昭和基地沖から帰る途中の16日午後、同基地の東約300キロで座礁。二重船底の外側が一部損傷して浸水したが、自力航行可能な状態だったため、満潮時を利用して離脱を試みていた。 
(引用終わり)
コメント
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