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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

偽教諭 15年間授業 大阪の中学!!

2014-02-22 07:49:23 | 社会
“ニセ教諭”が15年間授業 大阪の中学「いつバレるかとドキドキ…」(産経新聞) - goo ニュース

昨日21日大阪府教委は中学校で社会科を担当している男性教諭(45)が15年間教員免許を持たないまま中学で授業を行ったと発表したそうです。
府教委の調べでは1月の免許更新手続きの過程で発覚したとの事で他人の免許状に手を加えてコピーを取っていたのがばれたようです。
この男どうやら大学も卒業していなかったそうです。
45歳と言う年から考えると30歳前後で教員に就職それ以降教員を続けていたのでしょう。
悪い事は悪いのですが中年で失職して給与の返還など求められたら辛いものがありますね。
この偽先生は家庭を持っていたのでしょうか? 気になります。
7-8年前自民党伊吹文科相の時代に「必須科目を未履修の学校がばれ」授業の「補講だの追講」だの大騒ぎしたのを思い出しました。
それに比べるとこの教諭の授業を受けた生徒の「卒業認定や在校生の針灸認定は有効」とは当たり前でしょうが素早い判断で良かったと思います。
教員免許の更新がこれからも丁寧に行われるとまだまだ偽物先生が出るかもしれませんね。

偽とわかっても生徒に負担を掛けないとすれば免許のあるなしは何なのでしょうね。
微妙な気持ちです。


産経新聞:
 大阪府教委は21日、東大阪市立の中学校で社会科を担当していた男性教諭(45)が教員免許を持たないまま15年間にわたり、市立中計4校で授業を行っていたと発表した。男性は採用時、教員免許を偽造して提出していた。府教委は今月20日、男性を失職扱いとし、給与の返還請求などを検討している。文部科学省は「15年間にわたり無免許で教えた例は聞いたことがない」としている。

 府教委は、男性の行為が有印公文書偽造や教育職員免許法違反などの罪にあたる可能性もあるとみて大阪府警に相談している。

 府教委によると、1月の免許更新手続きの過程で発覚。免許状には名前や生年月日、番号などが記載されているが、男性が提出した免許状のコピーと電子システムに登録されている番号が別人だったため、問い詰めたところ偽造を認めた。

 男性は採用時、友人から借りた免許状の名前などを書き換えて偽造し、府教委に提出していた。男性は「周囲には教員になると言っていたのに大学を卒業できなかった。いつばれるかとどきどきしていた」と話しているという。

 府教委はこの教諭の授業を受けた生徒の卒業認定や在校生の進級認定は有効としている。
(引用終わり)
コメント
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