王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

米国 民主党 大敗 !!

2014-11-06 07:26:55 | 外交
「新議会と協力」…民主大敗、オバマ大統領会見(読売新聞) - goo ニュース

昨日5日米国の中間選挙の結果が開票され共和党の圧勝が決まりました。地区によってはもつれるかとの前評判も有りましたが圧勝でした。

この結果乗員で過半数を占めていた民主党の上院議席は共和党多数となり上下院共共和党多数となり議会のねじれは解消しましたがオバマ大統領は民主党員ですから大統領と議会がねじれているとも言えそうです。
オバマ大統領は残る任期2年が益々レイムドダック(足が不自由なアヒルー引いては政治的に機能不全)になりそうです。
選挙前からイスラム国対策、エボラ感染症対策で冴えがみられなかったオバマ大統領の手腕は益々発揮しにくい状態になりそうです。

政府高官の任命、外国との条約の締結には上院の承認が必要だそうです。
そうなれば「共和党」とよく話し合い共和党寄りの政策を出さないと議会通過は難しくなります。
或いは議会を通過した議案に大統領が「拒否権を発動」となると国民不在になりギスギスした政治風土になります。

ウクライナの紛争、イスラム国の動き、中国の南シナ海での覇権主義等々米国の政策が決まらないと近隣諸国に影響が及ぶ問題が山積した居ます。

それはさて置いても元国務長官ヒラリー・クリントン氏は次期大統領の民主党の候補として活動を続けるのでしょうか?
共和党の候補は誰が出て来るでしょうか? 気になります。

写真:4日執務中のオバマ大統領(共同通信)

読売新聞:
【ワシントン=井上陽子】オバマ米大統領は、民主党が大敗を喫した米中間選挙から一夜明けた5日、ホワイトハウスで記者会見を行い、「新議会と協力し、次の2年間をできるだけ実り多いものにしたい」と共和党と協調していく姿勢を示した。

 7日に、共和、民主両党の議会指導部をホワイトハウスに集め、今後協力できる政策分野について協議する。オバマ氏は、上院共和党トップのマコネル院内総務や同党下院トップのベイナー下院議長と「より多くの時間を過ごすことになるだろう」と述べ、党派対立を緩和し、政策を前進させていく考えを示した。
(引用終わり)
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