王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

大洗の原子力機構の施設で被ばく!!

2017-06-09 06:51:20 | 原発関連
核燃料物質の容器、26年無点検…ガスで破裂か

事件は6日に起こりました。
大洗の日本原子力字開発機構の大洗開発センターで作業員5人がウラン・プルトニウムの被ばくで大量の放射線を浴びました。
中の一人はその後2万2千ベクレルの内部被ばくだそうで安否が気遣われます。

もともと昨年11月原子力規制委員会の保安検査で原子力機構の7施設で核燃料物質の不適切な管理が判明したのを是正する作業の一環だったようです。

ド大洗では今回の金属容器を含む80本の点検始め31本は点検を終えていたそうですが残る容器も見たようなケースがあり得ますよね?!

被ばくした作業員は3時間も作業場に残された?と言いますから被ばく量は多くなりますね。

5人の今後が心配ですが大洗の研究所の様な核燃料物質の管理では地震や火災その他の事故で広範な範囲に放射能被害が起きる事が予想されます。
この方も恐ろしいですね。
その割にはあまり報道されないのも気になります。


写真:容器の構造

読売新聞:
茨城県 大洗 おおあらい 町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで作業員が 被曝 ひばく した事故で、飛び散った核燃料物質が保管されていた金属容器は、少なくとも1991年以降、一度も点検が行われていなかったことが、原子力機構への取材で分かった。

 この間、内部で生じたガスがビニール袋の中に漏れ出して充満し、破裂の原因になった可能性もあるという。

 核燃料物質はポリエチレン製の容器に収められたうえ、2重のビニール袋に入れて密閉し、金属容器に保管されていた。

 原子力機構が今回、点検作業を行ったのは、同センターを含む7施設で昨年11月頃、原子力規制委員会の保安検査によって核燃料物質の不適切な管理が判明したのがきっかけ。核燃料物質が作業台などに長期間放置されていたため、規制委が是正するよう指示していた。原子力機構は今回の金属容器を含む80本の点検作業を今年2月に始め、31本の点検を終えていた。
[引用終わり)
コメント
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