小池都知事 豊洲問題に方向性！！

市場は一度豊洲に、築地再整備し５年後「両立」

昨日20日小池都知事は記者会見で豊洲市場移転問題につき、豊洲に移転したうえ、5年後をめどに築地市場跡地を市場機能を持たせ再開発する方針を表明しました。
9日の定例記者会見でしたか「アオフヘーベン」なる哲学用語を持ち出した時から築地は残すだろうと思いましたよ。そして先週は築地市場の仲卸の（それも残留希望組に）謝罪方々説明に出かけてＴＶニュースを見ました。底には百合子カラーの法被を着た「築地女将」の会の小母さん達が映っていました。
その印象では築地はだましだまし続けるのかなーと見えましたがはて5年の間はどうするのでしょう？！

昨夏豊洲市場の安全と安心が確認できないと移転を中止し専門家会議やＰＴでいいろいろな事を検証してきたようです。また石原都知事や浜渦副知事の責任問題も追及されましたが尻切れトンボで終わりの様です。
昨日までの検討で「毒は出るけど実害はない」「地下区間はあるけど問題はない」との事ですから移転は政治決断として都民が「安心」するかは問題が残ったままです。

都議選を控え方向性を出さないと「都民ファースト」党？が都議会第１党になるかどうかですものね！！
それには豊洲移転問題が選挙戦問題に矮小化された気がします。
都民で有りませんから良いようなものですが移転延期だけで１４０億円もの金が使われた様です。
移転後も維持費等で年間１００億円単位の赤字が見込まれる様で５年後には小池さんが都知事で無くなると付けは大きくなりますね。

しばらく小池劇場を見守らせてもらいます。


写真：記者会見での小池都知事：

読売オンライン：
東京・築地市場（中央区）の豊洲市場（江東区）への移転問題で、小池百合子都知事は２０日、記者会見を開き、豊洲に移転した上で５年後をめどに築地市場跡地を再開発し、市場機能を持たせる方針を表明した。

　都議選告示（２３日）を前に、都政最大の懸案である市場問題に一定の方向性を打ち出した形だが、実現に向けた課題も残る。

　小池知事は会見で、市場のあり方について「築地ブランドをさらに育てていくべきだ」とする一方、「営業しながら築地を改修する案は現実的に厳しい」と述べ、追加の土壌対策を講じた上でいったん豊洲へ移転するとした。移転時期は明言しなかったが、市場の繁忙期などを考慮すると早くて来年５月頃とみられる。

　また、築地の建物は豊洲移転後に解体。２０２０年東京五輪・パラリンピックまでに都心と競技会場や選手村などを結ぶ「環状２号線」を開通させ、大会中は輸送用バスなどの駐車場としても利用するとした。
［引用終わり）