王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

英国総選挙 保守党 敗北 !!

2017-06-10 06:48:30 | 海外
地域政党が閣外協力へ=財務相・外相ら留任―英首相

8日行われ(現地時間)英国の下院総選挙(定数650)は9日早く出口調査と開票具合から保守党は過半数を取れないと予測されましたがその通りの結果に終わりました。
捕手とは議会第1党として317議席を確保しましたが過半数は撮れません取れませんでした。
目ぢ亜隠しは事実上の敗北と評しています。

当然の事ですが多数派工作をしないと安定政権になりませんからメイ首相は議席10のDUP(北アイルランドの地域政党 民主統一党)と連立協議を始める様です。
詳しい事は分かりませんが閣外協力の様でその数合わせて327議席と辛うじて過半数を維持する曲芸になります。取り敢えず主要閣僚も残留の様で「前倒し選挙」が裏目に出た収集佐久に出ているよう様です!!
メイ首相の責任問題は保守党内部には残ったままでの出発です。
さて英国ではそうなのかDUPがそう望むのか連理る政権を組むのにDUPに「利権ポスト」を一つ提供しないのは日本と違いますね。
何かできない政治風土があるのかもしれません。
危うい基盤で「脱EU]の交渉がこれまでよりさらに難しくなりそうです。
それと総選挙前に2件も大きなテロが行われましたから国内の治安対策も必須です。

幸いな事に米国ではトランプ大統領の司法介入問題もありながら株価は過去最高値を付けていますから市場心理は政治の影響をそれほど深刻に受けていない様です。
さてこれから何が起きるかしっかり見守りしかできません。
じっと見守りましょう。


写真:選挙後の記者会見でのメイ首相

時事通信:
 【ロンドン時事】8日実施された英総選挙で与党・保守党が過半数割れしたのを受け、メイ英首相は9日、北アイルランドの地域政党、民主統一党(DUP)の閣外協力を得て保守党の少数与党政権を樹立するための協議に入った。また、首相は新政権でハモンド財務相やジョンソン外相ら主要閣僚を留任させることを決めた。

 欧州連合(EU)からの離脱交渉を担当するデービスEU離脱担当相、ラッド内相、ファロン国防相も留任する。

 一方、ロイター通信によると、メイ首相が9日、DUPの協力を得て続投する方針を発表したのを受け、DUPのフォスター党首は記者団に「この重大な挑戦の時期にわが国に安定をもたらすため何ができるか、保守党と協議に入る」と語った。 
[引用終わり)
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